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大和証券【JP:E06228】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
**大和証券の事業概要**
大和証券は、日本を代表する総合証券会社として、有価証券の売買や引受け、投資助言などの金融サービスを幅広く提供しています。同社は株式や債券などの有価証券取引の仲介から、企業の資金調達を支援する引受け業務、個人投資家への投資アドバイスまで、証券業務のあらゆる分野を手がけています。
同社の主要な顧客は、個人投資家から大手機関投資家まで多岐にわたります。個人向けには資産運用のコンサルティングや株式・投資信託の販売を行い、企業向けには資金調達や上場支援、M&Aアドバイザリーなどのサービスを展開しています。収益は主に売買手数料、引受け手数料、アドバイザリー報酬などから構成されています。
同社は大和証券グループの中核企業として、リテール営業部門と国内ホールセール部門を担当しています。リテール部門では全国の営業店を通じて個人投資家向けサービスを提供し、ホールセール部門では法人顧客や機関投資家向けの高度な金融サービスを展開しており、グループ全体の総合金融戦略の重要な役割を果たしています。
経営方針
大和証券は現在、2023年度を最終年度とする中期経営計画「"Passion for the Best"2023」を推進し、「未来を共に創るベストパートナー」をスローガンに掲げています。同社は連結自己資本利益率10%以上、連結経常利益2,000億円以上という明確な数値目標を設定し、市場環境に左右されにくい安定的な収益構造の構築を目指しています。特に注目すべきは、ハイブリッド関連経常利益500億円以上、預かり資産90兆円以上という野心的な目標で、これらは同社の戦略転換の本気度を示しています。
同社の重点投資分野は資産管理型ビジネスモデルへの転換とハイブリッド戦略の推進です。従来の取引手数料中心のビジネスから、顧客の資産残高に基づく安定的な収益モデルへの移行を進めており、2023年度第4四半期には残高ベース収益比率50%以上の達成を目標としています。ハイブリッド戦略では、伝統的な証券業務にオルタナティブ投資機会を組み合わせた付加価値の高い商品・サービスの創出に注力し、収益構造の多様化を図っています。これにより他社との差別化を実現し、幅広い顧客ニーズに対応できる体制を構築しています。
新市場開拓においては、NISA拡充やiDeCo改善といった政府の資産所得倍増プランを追い風に、「貯蓄から投資へ」の流れを積極的に取り込む戦略を展開しています。リテール部門では外部チャネルとの業務提携を活用したニュービジネス展開に力を入れ、総資産アプローチによるソリューションビジネスの拡大を進めています。また、ホールセール部門では多様なプロダクトと高度なソリューション提供を通じて顧客基盤の拡大を図り、リテール部門との連携強化により相乗効果の創出を狙っています。
技術革新への取り組みでは、「デジタルとリアルのベストミックス」を基本方針として掲げ、デジタル化を積極的に推進しています。マスマーケティングや顧客対応のデジタルシフトを進める一方で、デジタル人材の拡充とデータ駆動型ビジネスの推進に注力しています。さらに、サステナビリティの潮流を捉え、トランジション・ファイナンスをはじめとした社会課題解決への取り組みを強化し、持続可能な社会の実現に貢献する姿勢を明確にしています。これらの施策により、同社は環境変化に対応できる強靭な事業基盤の構築を目指しています。