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タケエイ (E05685) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
タケエイは「総合環境企業」を目指す廃棄物処理・リサイクル会社です。同社は企業や自治体から排出される廃棄物を収集・運搬し、中間処理工場で品目ごとに分別・処理を行い、可能な限り再資源化に取り組んでいます。処理後の残さは自社の最終処分場で適切に埋立処理しており、災害廃棄物の処理支援も手がけています。
同社の主要顧客は一般企業や地方自治体で、廃棄物処理サービスの提供により処理料金を受け取るほか、再資源化した製品の販売収入も得ています。近年は木質バイオマス発電事業にも力を入れており、森林資源を燃料とした発電所を運営し、電力会社への売電収入も収益の柱となっています。
同社の事業は4つのセグメントで構成されています。最大の事業である廃棄物処理・リサイクル事業では、収集運搬から中間処理、再資源化、最終処分まで一貫したサービスを提供しています。再生可能エネルギー事業では木質バイオマス発電所の運営が中心で、環境エンジニアリング事業では環境装置や特殊車両の製造、環境コンサルティング事業では廃棄物の調査・分析業務を行っています。
経営方針
タケエイは2024年5月に策定した第2次中期経営計画『「WX環境企業」への挑戦』において、「既存事業の強靭化」と「新分野・新事業への挑戦」を両軸とした成長戦略を掲げています。同社は高度循環型社会および脱炭素社会の実現に向け、三つの基本戦略を推進しています。具体的には、再資源化・リサイクル事業の深化、再生可能エネルギー事業の推進、そしてサーキュラーエコノミー社会への貢献を目指す新分野・新事業への挑戦です。
重点投資分野では、千葉県市原市と福島県相馬市を中心とする環境複合事業構想の推進を最優先課題としています。同社は大手動脈企業との業務資本提携による新規事業展開や、廃プラスチックリサイクル新技術の社会実装による競争優位の創出に注力しています。また、グループ拠点を活かした公民連携による一般廃棄物の取り込みや、国土強靭化への貢献も差別化戦略の重要な要素となっています。
事業拡大計画では、M&Aや海外展開によるグループシナジーの発揮と業容拡大を積極的に進めています。同社は6つの発電所の安定稼働体制を維持しながら、電力小売部門の営業体制強化にも取り組んでいます。さらに、グループ拠点を中心とした一般廃棄物の取り込み拡大や、災害廃棄物処理支援事業への注力により、事業領域の拡充を図っています。
技術革新への取り組みでは、廃棄物の選別プラントやスクラップ関連設備の大型案件受注に加え、廃プラスチックの無害化や減容化技術の開発を推進しています。同社は情報セキュリティ対策を徹底した上でAI等を適切に活用した業務効率化にも取り組み、環境エンジニアリング事業と環境コンサルティング事業の相乗効果を図る製品開発や研究技術開発を積極的に進めています。これらの取り組みにより、WX環境企業としてサーキュラーエコノミーのリーディングカンパニーを目指しています。