ヴィンクスJP:E05540株価

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流通・サービス業向けITサービスの有力企業。POSシステム『ANY-CUBE』やCRMパッケージ『Hybrid Satisfa』等のプロダクト販売、システム開発・運用管理等を展開。2002年に富士ソフトの子会社化、13年4月にヴィクサスを吸収合併。国内外8子会社を通じ、日本・中国・東南アジアで事業展開。

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事業内容

株式会社ヴィンクス(以下「同社」)は、流通・サービス業向けの総合情報システム会社として事業を展開しています。主力サービスは、流通業の基幹システムや店舗システムの開発・運用、販売時点管理システム(POS)パッケージソフトの開発・販売、そして顧客企業の情報システム運用を受託するアウトソーシング業務です。同社は小売業界に特化した豊富な経験と技術力を武器に、店舗から本部まで一貫したシステムサービスを提供しています。

同社の主要顧客は、ドラッグストア、スーパーマーケット、専門店、量販店などの小売チェーンストアです。収益構造は、継続的な収入が見込めるシステム運用・保守サービスによる安定収益と、システム開発やパッケージソフト販売による案件収益の組み合わせとなっています。24時間365日体制でのシステム運用受託やヘルプデスクサービスにより、顧客企業との長期的な関係を構築し、安定した収益基盤を確立しています。

同社の事業は、アウトソーシング分野、ソリューション分野、プロダクト分野、その他IT関連分野の4つに分類されます。アウトソーシング分野では情報システムの運用・管理や保守サービスを提供し、ソリューション分野では基幹システムやクレジットカードシステムの開発を手がけています。プロダクト分野では主力製品である「ANY-CUBE」シリーズなどのパッケージソフトを展開し、その他分野ではハードウェア販売や店舗システム導入サービスを行っています。

経営方針

ヴィンクスは、流通系ITシステムに特化した業界最大規模のIT企業として、2023年度から2025年度までの中期経営計画を策定しました。同社は「アジアにおける流通ITのリーディングカンパニー」を目指し、年平均3.0%の売上成長率を維持しながら、営業利益率9.8%の高収益体質を継続する計画です。2025年度には売上高347億円、営業利益33億9,500万円の達成を目標としています。

成長戦略の中核となるのは、ニューリテール戦略と特定顧客化戦略です。同社は既存の流通システムサービスにAIやIoTなどの新技術を組み込み、カート型POSや無人店舗ソリューションといった次世代サービスの開発に注力しています。一方、大手小売業との長期的なパートナーシップを構築する特定顧客化戦略では、システム開発から保守・運用まで一貫したサービス提供により、継続的な収益基盤の拡大を図っています。

海外展開においては、アセアン地域での事業拡大を重点戦略として位置付けています。同社は日系企業のアセアン進出に伴うシステム需要に対応するとともに、現地企業向けのソリューション事業も強化する計画です。海外パートナーとのアライアンスを通じて、グローバル製品の販売拡大に向けた営業・開発・サービス体制を構築し、新しいビジネスモデルの確立を目指しています。

技術革新への取り組みでは、従来のPOSシステムや基幹システムの高度化に加え、スマートシェルフを活用したプロモーションサービスや、QRコード決済などのキャッシュレス技術の導入を推進しています。同社は国内外の優れた技術を積極的に活用し、既存商品・サービスの機能向上と新規サービスの開発を両立させることで、変化する小売業界のニーズに対応しています。