- 日本企業
- ユニマット リタイアメント・コミュニティ
ユニマット リタイアメント・コミュニティ (E04844) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
ユニマット リタイアメント・コミュニティは、介護サービスと飲食事業を主力とする複合企業グループです。同社は連結子会社4社を含むグループ体制で、高齢化社会に対応した在宅介護サービスを中核事業としながら、レストランやカフェ運営などの飲食事業も展開しています。
同社の収益構造は、介護保険制度に基づく介護事業が主要な収益源となっています。在宅介護サービスでは公的介護保険からの報酬が中心となり、飲食事業では一般消費者や企業向けのサービス提供により収益を上げています。グループ全体で安定した収益基盤を構築する多角経営を行っています。
事業セグメントは介護事業、飲食事業、その他の事業の3つに分かれています。介護事業では同社と子会社の湘南交欒が在宅介護サービスを提供し、飲食事業ではユニマットキャラバンがレストラン運営、コーヒー豆加工販売、洋菓子製造販売を手がけています。その他の事業として、不動産賃貸、人材紹介、宅食、ホテル、フィットネスなど幅広い分野でサービスを展開しています。
経営方針
ユニマット リタイアメント・コミュニティは、高齢化が進む日本市場を見据えた包括的な成長戦略を展開しています。同社は主力の介護事業で培った複合型介護施設の全国展開という強みを活かしながら、既存施設の運営力と収益力の向上を図っています。さらに健康寿命の延長というトレンドを捉え、元気な高齢者向けのアクティブシニア市場への事業領域拡大を積極的に推進し、シニア市場全体を牽引する企業として継続的な企業価値向上を目指しています。
同社の重点投資分野は、政府が推進する「地域包括ケアシステム」の構築に対応したサービス開発です。従来のデイサービスやショートステイに加え、定期巡回・随時対応型訪問介護看護「そよ風定期巡回」の新規開設を積極的に進めています。また、2017年に子会社化したユニマットキャラバンとの連携により、「食」と「健康」をコンセプトとした飲食事業との相乗効果創出を図り、他社との差別化を進めています。
新市場開拓では、同社は介護保険に依存しない多様なサービス展開を強化しています。2019年4月にシニア向け食事宅配サービス「食のそよ風」を開始し、6月には保険外リハビリサービスと就労支援機能を組み合わせた「ウェルビスタ ケアスタジオ」、11月にはがんや難病の看取りに特化した「西上尾ホスピスケアそよ風」を開設しました。飲食事業でも和食中心の「酒舗らくだ」の新規出店や、こだわりのコーヒーショップの新店舗計画など、事業基盤の多様化を図っています。
技術革新への取り組みでは、同社は深刻化する介護人材不足に対応するため、業務効率化に注力しています。介護記録システムや介護ビジネスアプリなど、ICT技術の活用により介護事務作業の煩雑さを解消し、生産性向上を図っています。これらの取り組みは、2025年に予想される37.7万人の介護人材不足という業界課題への対応策として、同社の競争力強化に寄与すると期待されています。