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三井住友ファイナンス&リース【JP:E04791】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
三井住友ファイナンス&リースは、国内外の企業向けにリース・金融サービスを包括的に提供する大手総合金融会社です。同社は機械設備や航空機、不動産、環境関連設備など幅広い資産を対象としたリース事業を中核に、営業貸付やレンタル、中古売買なども手がけています。三井住友フィナンシャルグループの一員として、560社以上の子会社と90社以上の関連会社を擁する大規模な企業グループを形成しています。
同社の主要顧客は国内の大企業から中堅・中小企業まで幅広く、海外では日系企業や現地企業にもサービスを展開しています。収益構造は、リース料収入を中核として、金利収入、賃貸収入、売買益など多様な収益源を組み合わせた安定性の高いモデルとなっています。特に長期契約が多いリース事業の特性により、継続的で予測可能なキャッシュフローを確保しています。
同社の事業は「国内リース」「環境エネルギー」「不動産」「交通・輸送」「国際事業」の5つの主要セグメントに分かれています。国内リース事業では産業機械やIT機器などの設備リースを、環境エネルギー事業では太陽光発電設備や省エネ機器のリースと発電事業を展開しています。不動産事業では商業施設や物流倉庫の開発・賃貸を、交通・輸送事業では航空機や船舶のリースを、国際事業ではアジアを中心とした海外市場での金融サービスを提供し、多角的な事業ポートフォリオを構築しています。
経営方針
三井住友ファイナンス&リースは、2025年度を最終年度とする中期経営計画の総仕上げとして、経常利益1,580億円(1ドル145円換算)の達成を目指しています。同社は「新たなコアビジネスの創造」「既存ビジネスの抜本的な変革」「更なる社会課題の解決」「経営基盤の確立」の4つの戦略を軸に、これまでの事業拡大を結実させながら更なる成長に向けた強固な基盤作りを進めています。収益性指標では自己資本利益率(ROA)1.7%以上、自己資本比率10%以上の維持を財務目標として掲げています。
同社の重点投資分野は、社会価値創造と経済価値拡大を両立させる新たな収益の柱となる事業領域です。国内リース事業、不動産事業、交通・輸送事業を中心に、資産を持たないノンアセット型ビジネスの更なる強化・拡大を図っています。特にモビリティ分野での社会変化への対応や、デジタル・サーキュラーエコノミー分野における同社独自の新事業開発に注力し、従来の金融サービスにとどまらない価値提供を追求しています。
新市場開拓では、新興国を始めとするグローバルの成長領域への事業展開を積極的に進めています。同社は既存ビジネスの陳腐化に対する健全な危機意識を持ち、従来の電子化推進や各部門の専門性を活かした部門間連携の促進、パートナー企業との協働深化を通じて運営体制の大幅な見直しに取り組んでいます。また、カーボンニュートラル化やサーキュラーエコノミー実現への貢献を目指し、2025年度までにサステナブル関連ビジネスの累計契約額1兆円達成を非財務目標として設定しています。
技術革新への取り組みでは、デジタル先進企業への変革を加速させており、2025年度に電子契約件数4.2万件の目標を掲げています。同社は幅広い金融機能とモノ・事業への知見、デジタル技術の強みを統合し、パートナー企業や株主との連携を梓子として活用することで、従来の枠組みを超えた社会課題解決型ビジネスの創出を目指しています。人材投資にも注力し、教育費総額6億円、女性管理職比率15%以上といった人的資本の強化目標も設定し、持続的成長を支える組織基盤の構築を進めています。