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札幌テレビ放送 (E04412) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
札幌テレビ放送は、北海道を拠点とする総合メディア企業として、テレビ・ラジオ放送を中心とした多角的な事業を展開しています。同社は放送法に基づくテレビジョン放送を主力事業とし、子会社のSTVラジオを通じてラジオ放送も手がけています。これらの放送事業を核として、不動産、映画制作、通信販売、音楽出版など幅広い分野でサービスを提供しています。
同社の収益は主に放送事業における広告収入によって支えられており、北海道の企業や全国の広告主から広告出稿を受けています。また、子会社群を通じて多様な顧客層にアプローチしており、不動産賃貸では企業テナント、通信販売では一般消費者、映像制作では放送局や企業からの制作受注など、各事業分野で安定した顧客基盤を築いています。
同社グループは4つの主要事業部門で構成されています。放送事業部門では本体がテレビ放送、STVラジオがラジオ放送を担当し、制作プロダクション部門では札幌映像プロダクションが記録映画やテレビ番組の制作を行っています。ビル賃貸管理部門はエス・テー・ビー興発が不動産賃貸と住宅建設販売を手がけ、通信販売部門ではエス・テー・ビー開発センターがテレビ・ラジオを活用した通信販売や音楽出版事業を展開しています。
経営方針
札幌テレビ放送は、2018年度から開始した4カ年の中期経営計画において「利益と視聴率でエリアナンバー1の放送局」を目指すビジョンを掲げています。同社は計画最終年度に向けて新たに「全社戦略メッセージ」を追加し、放送事業とネット配信事業の両分野をバランス良く強化する方針を明確にしました。これは従来の放送収入への依存から脱却し、持続的な成長基盤を構築する戦略転換と位置付けられています。
重点投資分野では、自社制作番組の制作力強化に注力しており、特に看板番組「どさんこワイド」をはじめとする地域密着型コンテンツの充実を図っています。同社は北海道エリアで最も信頼される放送局としての地位確立を差別化戦略の柱とし、地域特性を活かした独自性の高い番組制作に経営資源を集中投下する計画です。また、放送機材の更新による償却負担増加を見据え、収支コントロールの精度向上も重要課題として掲げています。
新市場開拓では、放送事業以外の収入源確保に向けて番組販売、ネット配信、通信販売などコンテンツ収入の多様化を積極的に推進しています。ラジオ部門では7年ぶりに聴取率トップを奪還した実績を活かし、新規広告主開拓による売上拡大を目指しています。制作プロダクション部門では東京五輪や北京五輪などの外部ビジネス拡大に取り組み、通信販売部門ではWEB販売の拡充を通じて収益基盤の強化を図る方針です。
技術革新への対応では、ニューノーマル時代に適応した営業スタイルの構築やSNS活用の強化を進めています。制作部門では次世代を担う人材育成と新技術習得に継続投資し、デジタル配信時代に対応したコンテンツ制作体制の構築を目指しています。同社は「SDGs(持続可能な開発目標)」への取り組みも事業戦略に組み込み、地域活性化と企業価値向上の両立を図る包括的な成長戦略を展開しています。