西日本高速道路JP:E04374株価

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高速道路運営の大手。西日本地域2府22県で高速道路の建設・維持管理、SA・PA事業、受託事業を展開。05年に日本道路公団から分割民営化により設立。192箇所でサービスエリア・パーキングエリアの商業施設を運営。

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事業内容

西日本高速道路は、西日本地域の2府22県において高速道路の建設・管理・運営を担う道路インフラ企業です。同社は高速道路の新設、改築、維持、修繕から日常の管理運営まで一貫して手がけており、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構との協定に基づいて事業を展開しています。高速道路事業に加えて、サービスエリア・パーキングエリアの運営や受託事業なども幅広く展開しています。

同社の主要顧客は高速道路を利用する一般ドライバーと物流事業者で、料金収入が収益の柱となっています。料金収入は高速道路の公共性を重視して利潤を含めない前提で設定され、機構への賃借料や管理費用の支払いに充てられる仕組みです。また、国や地方自治体からの道路建設・改築の受託業務も重要な収益源となっています。

同社の事業は4つのセグメントで構成されています。高速道路事業では料金収受、交通管理、点検・保全業務を子会社に委託しながら効率的な運営を行い、受託事業では国や自治体から跨道橋や取付道路の工事を受注しています。SA・PA事業では192箇所の商業施設の管理運営を子会社が担当し、その他事業では駐車場運営、海外展開、技術開発など多様な分野に事業領域を拡大しています。

経営方針

西日本高速道路は、高速道路ネットワークの機能強化を最重要戦略として掲げています。同社は新名神高速道路の大津ジャンクション~城陽ジャンクション間や八幡京田辺ジャンクション~高槻ジャンクション間の整備を着実に推進し、名神高速道路の多重化による日本の大動脈の信頼性向上を目指しています。また、将来の後続車無人隊列走行システム商業化を見据えて新名神の6車線化も並行して進めており、これらの取り組みにより高速道路の生産性向上と安全性確保を両立させる計画です。

同社は高速道路の安全・安心を差別化戦略の核として位置づけ、構造物の劣化箇所への早期補修と高速道路リニューアルプロジェクトに継続的に投資しています。耐震対策では落橋・倒壊防止に加え、被災後の速やかな緊急輸送を可能とするため橋脚や支承部の補強・交換を進めており、災害対応力の強化も重視しています。工事安全面では「重大事故リスクマネジメントシステム」の運用により、受発注者一体となった安全管理体制を構築し、重大事故の撲滅を目標としています。

サービスエリア・パーキングエリア事業では、「ここにしかない出逢い」を演出することで顧客体験価値の向上を図り、収益性の改善を進めています。同社は「選択と集中」による効率的な店舗投資を実施し、デジタル技術を活用して一人ひとりの顧客に寄り添ったサービス提供を推進しています。また、地域との連携による観光振興や無人パーキングエリアへの店舗設置を通じて、新たな収益機会の創出と地域の賑わい創出に取り組んでいます。

技術革新への取り組みでは、デジタルトランスフォーメーション戦略「NEW ACE DXs」を策定し、AI画像分析や無人航空機を活用した3次元測量などの先進技術導入を進めています。これらの技術により品質・安全管理の強化と現場管理の効率化を実現し、建設業界の働き方改革にも対応しています。令和7年4月からは新たに「工事等管理システム」をリリース予定で、受発注者双方の労働環境改善と生産性向上の両立を目指しています。