農協観光JP:E04355株価

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旅行業の有力企業。第一種旅行業者として国内・海外の募集型・受注型企画旅行、手配旅行を展開。農福連携事業として全国の農家・農業法人と多様な労働力をマッチングする労働力応援事業も手がける。旅行用品販売、損害保険代理店業務なども提供。

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事業内容

農協観光は、全国農業協同組合連合会系列の旅行会社として、国内・海外旅行の企画販売を主力事業としています。同社は旅行業法に基づく第一種旅行業者として、募集型・受注型の企画旅行や手配旅行を幅広く取り扱っており、農業関係者をはじめ一般消費者向けにも旅行サービスを提供しています。近年は従来の旅行業に加えて、農業分野での人材マッチング事業にも力を入れています。

同社の主要顧客は農業協同組合の組合員や関係者が中心となっており、団体旅行や個人旅行の両方で安定した収益基盤を築いています。収益構造は旅行商品の販売手数料や企画料が主体で、連結子会社のコープサービスを通じて旅行用品の販売も行い、関連収益の拡大を図っています。また、損害保険代理店業務も手がけ、顧客への総合的なサービス提供により収益の多角化を進めています。

事業セグメントは「国内・海外旅行」と「その他」に大別されます。旅行部門では国内外の企画旅行と手配旅行を中心に展開し、その他部門では農福連携事業として全国の農家と多様な労働力をマッチングする労働力応援事業を新たな柱として育成しています。同事業では企業ボランティアや副業人材、障がい者就労など様々な働き手と農業現場を結び、国内農業の発展と共生社会の実現を支援する社会的意義の高い取り組みを展開しています。

経営方針

農協観光は従来の旅行事業に加えて、将来の成長に向けた事業多角化を積極的に推進しています。同社は令和8年度以降の非旅行領域での増収を目指し、「地域共創事業」と「アグリンピア®事業」を第2、第3の事業柱として位置付け、先行投資的に要員を配置して事業基盤の確立を図っています。特に令和7年度は中期事業計画の3年目として、これらの新事業領域での収益化に向けた重要な年度と位置づけています。

重点投資分野では、地域共創事業の拡大に向けて本社に支店への営業支援部署を新設するほか、公募事業等の直販部署として地域共創支店を首都圏と西日本に設置します。同事業は教育事業や公募受注への取り組みが全国の支店に浸透しつつあり、差別化戦略として国際交流事業や労働力応援事業も含む包括的なサービス展開を行っています。一方で、アグリンピア®事業は事業開始4年目を迎え着実に拡大中で、令和7年度に2箇所、令和8年度に3箇所の農福ポートを新設予定です。

新市場開拓では、農福連携という社会的意義の高い分野で独自性を発揮しています。アグリンピア®事業ではJA直売所との連携提案や福祉事業所への営業強化を通じて、農業と福祉の橋渡し役として市場を開拓しています。また、地域共創事業では教育機関や自治体向けの公募事業への参入を積極化し、旅行以外の分野での収益源確保を目指しています。

技術革新への取り組みとして、同社は生産性向上のための営業力強化に注力しています。若手社員比率の増加に対応するため教育研修の充実を図るとともに、業務集約による効率改善や営業時間・営業機会の拡大を実施しています。特に地域共創事業では本社からの支店支援体制を強化し、営業成果の最大化を図る方針です。財務面では利益剰余金のマイナス解消に向けて、営業収益の拡大と費用支出の適正化、キャッシュフローを意識した経営に取り組んでいます。