宇徳JP:E04335株価

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重量物輸送・港湾荷役の有力企業。京浜港・千葉港・茨城港中心にコンテナ船や重量物船の荷役、プラント建設・メンテナンス、物流サービスを展開。1890年創業の老舗で商船三井が親会社。直営一貫作業サービスが特徴。日本・東南アジア・中国で事業展開。

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事業内容

宇徳は1890年創業の重量物輸送を専門とする総合物流会社で、港湾荷役からプラント建設まで「運ぶ」に関連する多様なサービスを提供しています。同社の最大の強みは、重量貨物の搬出から陸上輸送、海上輸送、現地での機器据付まで全工程を自社グループで完結できる「直営一貫作業サービス」です。

同社は商船三井のグループ会社として、親会社をはじめとする大手海運会社や製造業、建設業が主要顧客となっています。長年の実績で培った重量物輸送の技術と専用設備、豊富な車両と保管施設を活用し、顧客の多様なニーズに応える複合一貫サービスから安定した収益を上げています。

事業は港湾事業とプラント・物流事業の2つが柱となっています。港湾事業では京浜港や千葉港を中心に、コンテナ船や自動車専用船などの荷役とターミナル運営を行い、輸出入通関から配送まで一貫対応しています。プラント・物流事業では発電所の大型設備輸送・据付や石油化学プラントの建設工事、橋梁架設作業などの重量物案件に加え、生鮮食品から超重量物まで幅広い貨物の国内外輸送と倉庫業務を展開しています。

経営方針

宇徳は商船三井グループの一員として、港湾事業とプラント・物流事業を中核に据えた成長戦略を展開しています。同社は「選ばれる会社になる」をスローガンに掲げ、中長期的な視点で事業拡大を目指す中期経営計画を推進中です。新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、社会インフラを支える企業としての責務を果たしながら、各事業分野での競争力強化に取り組んでいます。

港湾事業においては、船舶の大型化など環境変化への対応力強化を重点課題としています。同社はハイブリッド型荷役機器の積極導入により環境配慮と高品質サービスを両立させ、既存顧客との連携深化と新規営業分野の開拓を推進しています。また、京浜港や千葉港での豊富な実績を活かし、コンテナ船や自動車専用船の荷役からターミナル運営まで一貫したサービス体制の維持・強化を図っています。

プラント・物流事業では、収益性向上に向けた事業再編と商船三井グループとの連携強化が戦略の柱となっています。物流分野では環境に配慮したモーダルシフト輸送を導入しつつ、選択と集中によるコスト競争力の強化を進めています。プラント工事分野では、電力、橋梁、石油化学プラントなどの専門性を活かした技術開発と機材拡充に注力し、特に海外事業の収益安定化を目指して施工管理体制の充実と顧客との信頼関係構築を重視しています。

同社の差別化戦略の核心は、重量物輸送における各事業の連携による総合力の発揮です。港湾からプラント建設まで自社グループで完結できる「直営一貫作業サービス」を強みに、顧客満足度の向上と事業領域の拡大を図っています。また、人材育成では経験と技術の伝承を重視し、時代変化や海外展開に対応できる人材確保を長期的視点で推進しており、安全作業とサービス品質管理を経営の最重要事項として位置づけています。