東京臨海高速鉄道JP:E04145株価

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東京臨海部の鉄道事業者。新木場から大崎までの12.2kmを結ぶりんかい線を運営し、JR埼京線と相互直通運転を実施。平成8年3月に第一期区間が開業、平成14年12月に全線開業を完了。東京都等の地方公共団体・民間企業が出資。東京圏で展開。

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事業内容

東京臨海高速鉄道は、東京のお台場エリアを中心とした臨海副都心と内陸部を結ぶ鉄道路線「りんかい線」を運営する鉄道会社です。同社は新木場から大崎までの12.2キロメートルを19分で結ぶ路線を提供しており、大崎駅でJR埼京線との相互乗り入れを行っています。2002年12月に全線開業し、東京圏の鉄道ネットワークの重要な一翼を担っています。

同社の主要顧客は、臨海副都心エリアで働く通勤客や、お台場などの観光・商業施設を利用する観光客、イベント参加者です。収益構造は鉄道運賃収入が中心となっており、JR埼京線との直通運転により埼玉方面からの乗客も取り込んでいます。臨海副都心の開発進展とともに安定した輸送需要を確保しています。

同社の事業は旅客鉄道事業が中核で、路線は3期に分けて段階的に開業しました。第1期の新木場~東京テレポート間が1996年3月、第2期の東京テレポート~天王洲アイル間が2001年3月、最終の天王洲アイル~大崎間が2002年12月に開業し、現在の全線12.2キロメートルの運行体制が完成しています。

経営方針

東京臨海高速鉄道は、2025年度から3年間を対象とする「中期経営計画2025」において、「持続的な経営と新たなステージにおける事業展開」を目指す成長戦略を策定しました。同社は営業収益、経常利益、自己資本比率、有利子負債残高を経営数値目標として設定し、安全・安定輸送の確保とともに経営基盤の強化を通じて持続的な発展を追求しています。開業から30年近くが経過する中、設備の計画的更新と収益力向上の両立が重要な課題となっています。

同社の重点投資分野は、安全管理体制の充実と施設・設備の安全性向上に集中しています。駅構内・車内の安全性向上、災害対策の推進、車両や施設の利便性・快適性向上に積極的に取り組み、バリアフリー化や環境負荷低減といった社会的要請にも対応しています。差別化戦略としては、臨海副都心を支える基幹的公共交通機関としての地位を活かし、ホスピタリティの向上や地域との連携強化を通じて独自の価値提供を図っています。

新市場開拓の核となるのは「都心部・臨海地域地下鉄」の事業計画検討への参画です。同社は東京圏における広域鉄道ネットワークの機能強化を図るため、新規路線に係る事業計画の検討に積極的に関与し、りんかい線のさらなる利便性向上を目指しています。また、テレワークの定着や訪日外国人の増加など変化する移動需要に迅速に対応し、沿線地域の活性化に貢献する取り組みを強化しています。

技術革新と組織力強化においては、効率的な事業運営を通じた収益力向上と、社員一人ひとりが活躍できる職場づくりに注力しています。物価高や金利上昇によるコスト増、生産年齢人口減少に伴う人材不足といった経営環境の変化に対応するため、ガバナンス・組織力の強化を図り、時機を失わない経営改善策の実行を重視しています。同社は東京のベイエリアを支える交通機関としての使命を果たすべく、これらの施策を着実に推進する方針を打ち出しています。