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大京【JP:E03929】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
大京は、不動産管理、不動産流通、不動産開発の3つの事業を軸とした総合不動産会社です。同社はマンション管理業界の大手として、「ライオンズマンション」ブランドで知られ、マンションの企画・開発から販売、管理、修繕まで一貫したサービスを提供しています。オリックス株式会社を親会社とし、国内外に17の子会社・関連会社を抱える企業グループを形成しています。
同社グループの主要顧客は、分譲マンションの購入者や管理組合、不動産売買を検討する個人・法人です。収益構造は、マンション管理からの継続的な管理費収入、不動産売買仲介手数料、新築マンション販売による売上、大規模修繕工事からの工事収入などで構成されており、特に管理事業は安定した収益基盤となっています。
不動産管理事業では、大京アステージや穴吹コミュニティがマンション管理を、オリックス・ファシリティーズがビル管理を担当し、大京穴吹建設が大規模修繕工事を手がけています。不動産流通事業は大京穴吹不動産が売買仲介や賃貸業務を行い、台湾や香港にも展開しています。不動産開発事業では、同社本体と穴吹工務店が新築マンションの企画・開発・販売を担い、オーストラリアでも開発事業を展開しています。
経営方針
大京は中期経営計画「Make NEW VALUE 2021」において、ストック型社会の実現を目指した包括的な成長戦略を推進しています。同社は営業利益280億円以上、ROE(自己資本当期純利益率)9%以上という具体的な数値目標を掲げており、不動産管理事業収益50%と不動産流通・開発事業の合算収益50%のバランスを維持しながら、「堅実性」と「持続的成長」の両立を図っています。
重点投資分野では、修繕工事事業の大幅な拡大に注力しています。同社は業界トップクラスの施工実績を活かし、施工管理要員の増員や協力会社の開拓による施工体制の強化、集中購買による原価削減、広告宣伝による認知向上を進めています。また、リノベーション事業の拡大により、増加する空き家問題への対応も図っています。専門部署を新設してグループ内でのインスペクション(建物状況調査)を実施し、既存住宅流通の活性化を先導する体制を整えています。
全国規模での再開発事業への参入も重要な成長戦略の柱となっています。45万戸超の「ライオンズマンション」や「サーパスマンション」の供給実績に基づくブランド力を活用し、地域住民や行政と連携して防災・賑わい創出・福祉拡充などの課題解決に取り組んでいます。地方創生や国土強靭化計画を背景とした再開発需要を全国エリアで取り込む戦略を展開しています。
技術革新への取り組みでは、将来的な労働人口減少に対応するため、AIやIoTを活用した業務効率化を推進しています。産学連携や異業種とのアライアンスを通じて、遠隔化・無人化・機械化をテーマとする研究開発にも積極的に取り組んでいます。多様化する顧客ニーズに対しては、「ライフタイム・リレーション・システム」により、分譲・賃貸マンションから戸建て、シェアハウス、サービス付き高齢者住宅まで幅広い住まい方を提供し、100万人を超える入居者向けの新サービス開発にも継続的にチャレンジしています。