- 日本企業
- サンケイビル
サンケイビル【JP:E03860】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
サンケイビルは、東京都内と大阪を中心とした不動産賃貸業を主力とする総合不動産会社です。同社は自社所有ビルや共同所有ビルでのオフィス賃貸事業に加え、他の所有者からビルを借りて転貸する事業も展開しています。東京サンケイビルやブリーゼタワーでは、貸会議室や貸ホールの運営も手がけています。
同社の主要顧客は、オフィスビルのテナント企業、マンション購入者、ホテル利用客、飲食店の来店客など多岐にわたります。収益構造は、ビル事業からの安定した賃貸収入を軸に、住宅事業での分譲収入、ホテルリゾート事業からの宿泊・飲食収入、建築内装事業での工事収入などで構成されています。親会社は株式会社フジ・メディア・ホールディングスです。
同社の事業は8つのセグメントに分かれており、ビル事業と資産開発事業が中核を占めています。住宅事業ではマンション開発・分譲・賃貸を、ホテルリゾート事業では全国のホテル運営を行っています。さらに飲食事業、建築内装事業、ビルマネジメント事業を通じて不動産に関連する幅広いサービスを提供し、その他事業では劇場運営やシニア向け住宅運営なども展開しています。
経営方針
サンケイビルの経営戦略は、都市生活者に喜びと満足を提供する企業グループとして、ビル・住宅・シニア・ホテルリゾートの4事業を軸とした事業ポートフォリオの拡充と収益向上を目指しています。同社は具体的な数値目標は設定していませんが、フジ・メディア・ホールディングスグループ唯一の不動産業者として、中長期的に安定的かつ持続的な成長を掲げています。財務面では自己資本比率などの安全性指標を重視し、健全性の確保を最優先に事業展開を進めています。
重点投資分野として、ビル事業ではミッドサイズオフィスビル「S-GATE」シリーズの積極展開と既存ビルの建て替えを推進しています。同社は2018年以降に予測されるオフィスビルの大量供給に備え、テナントリーシング強化とリレーション構築に注力し、市場競争力の向上を図っています。また、投資家向け不動産商品の開発にも力を入れ、多様化する市場ニーズへの対応を強化しています。
新市場開拓においては、これまで中心だった東京・大阪エリアから全国主要都市への事業拡大を積極的に進めています。住宅事業では基幹ブランド「LEFOND(ルフォン)」を中核とした分譲マンションの安定供給と賃貸マンション開発を継続し、シニア事業では高齢者施設の開発と自立支援介護を実践した施設運営を強化しています。同社は海外での事業展開も開始し、グローバル市場への参入を図っています。
ホテルリゾート事業では、政府の観光戦略により拡大が期待されるインバウンド需要の取り込みを重要戦略と位置づけています。同社はホテル開発能力の強化を図り、積極的なホテル開発を推進することで、観光需要の増加を収益機会として捉えています。事業環境の変化を見極めながら、各事業分野での競争優位性を構築し、企業価値向上に取り組む姿勢を明確にしています。