フジトミ証券JP:E03728株価

時価総額
PER
商品先物取引・金融商品取引の有力企業。貴金属、農産物、エネルギーなど幅広い商品の先物取引仲介業務を展開。くりっく365やくりっく株365の受託業務も手がける。保険募集や不動産賃貸事業も運営。日本国内中心に展開。

株価の推移

出来高の推移

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

事業内容

フジトミ証券は、金融商品取引業と商品先物取引業を中核とする投資サービス事業を展開する証券会社です。同社は東京金融取引所で扱う外国為替証拠金取引(くりっく365)や株価指数証拠金取引(くりっく株365)、大阪取引所・東京商品取引所に上場する貴金属、農産物、エネルギー商品の先物取引において、顧客からの委託を受けて売買を執行する業務を手がけています。

同社の収益基盤は個人投資家を中心とする顧客からの手数料収入によって支えています。具体的には金や白金などの貴金属先物、とうもろこしや大豆といった農産物先物、原油やガソリンなどのエネルギー先物の取引仲介から手数料を得る仕組みです。また外国為替証拠金取引においても同様に、顧客の売買取引から手数料収入を確保しています。

同社の事業は投資サービス事業と生活・環境事業の二つに分かれています。投資サービス事業では先物・証拠金取引の受託業務に加えて金地金販売も行っていますが、現在は密輸・マネーロンダリング対策により休止中です。生活・環境事業では生命保険や損害保険の募集業務、不動産の賃貸・販売、太陽光発電機やLED照明の販売を手がけており、投資業務以外の収益源として事業の多角化を図っています。

経営方針

フジトミ証券は現在、厳しい経営環境に直面する中で事業の立て直しに取り組んでいます。同社は5期連続の営業損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義が生じている状況です。このため最優先課題は業績の早期黒字化と安定した収益基盤の確立にあります。同社は「投資サービス事業」と「生活・環境事業」の2本柱体制を維持し、市場や顧客ニーズに応えるサービス提供を通じて企業価値の向上を目指しています。

投資サービス事業においては、商品先物取引への依存度を下げつつ金融商品取引を中心とした事業展開を図っています。新型コロナウイルスの影響による新生活様式に対応し、インターネットを活用した新規顧客との接点拡大やIT化による取引環境の整備に注力しています。従業員のコンサルティング能力向上と情報提供の充実を図りながら、新商品ラインナップの導入も視野に入れ、同社が得意とする対面営業の強化を継続する方針です。

保険募集業務では営業社員の増員や営業拠点の新設による規模拡大に取り組んでいます。顧客の多様な要望に応えるためファイナンシャルプランナー周辺業務の充実を図り、顧客本位の業務運営を徹底しています。不動産業については東京近郊の居住用物件をメインターゲットとし、中規模物件への投資も視野に入れながら市場環境の変化を迅速に捉え、安定収益の確保を目指しています。

技術革新への対応として、同社はコロナ禍で生まれた働き方の変化に合わせ、営業面でのIT活用と管理面での業務効率化を推進しています。保険募集業務ではIT等を活用した業務効率化を図り、全社的に新生活様式に対応したデジタル化を進めています。ただし同社の主力事業である先物・金融商品取引は市場動向に大きく左右されるため、確度の高い数値目標の設定は困難としており、まずは継続的な黒字体質の実現に集中する戦略を採用しています。