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静岡銀行【JP:E03570】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
静岡銀行は、しずおかフィナンシャルグループの中核を担う地方銀行です。同社は連結子会社14社および持分法適用関連会社3社とともに金融グループを形成し、銀行業務を中心とした総合的な金融サービスを展開しています。主力事業は預金・融資といった伝統的な銀行業務に加え、リース業務や金融商品取引業務など多岐にわたる金融サービスを提供しています。
同社の顧客基盤は、静岡県を中心とした地域の個人や中小企業が主体となっています。収益構造は預金と貸出金の金利差による資金利益が中心となっており、地域に根ざした営業基盤を活かして安定的な収益を確保しています。また、手数料収入やグループ会社を通じた多様な金融サービスからの収益も重要な柱となっています。
事業セグメントは「銀行業」を中核として構成されており、2022年10月の組織再編により静銀ITソリューションなど6社が銀行業セグメントに統合されました。これにより、IT関連サービスを含む幅広い金融ソリューションを一体的に提供する体制を整備し、顧客のニーズに対してより包括的なサービスを展開しています。
経営方針
静岡銀行を傘下に持つしずおかフィナンシャルグループは、2030年に向けた第1次中期経営計画「Xover(クロスオーバー)~新時代を拓く」を推進しています。同社は「未来へつなぐ新たな価値を創造する課題解決型企業グループ」をビジョンに掲げ、地域とお客さまの課題解決を通じてステークホルダーのウェルビーイング向上とグループの企業価値向上の両立を目指しています。経営指標として、従来の財務目標に加えて「社会インパクト指標」「エンゲージメント指標」で構成される独自のサステナビリティ指標を設定し、社会価値創造の効果を定量的に測定する仕組みを構築しました。
重点投資分野では、4つの基本戦略を軸とした取り組みを展開しています。「地域共創戦略」では、グループのネットワークを活用してプラットフォームを形成し、静岡銀行が地域とグループ会社をつなぐハブとしての役割を担います。「グループビジネス戦略」では「深く、大きく、新しく」をコンセプトに、既存事業の深掘りから新事業への挑戦まで幅広く展開し、地域課題解決とグループ収益拡大の好循環実現を図っています。差別化戦略として、地域金融機関でありながら総合金融グループとしての多様なサービス提供力を強みとし、単なる金融サービスを超えた課題解決型のソリューションを提供しています。
新市場開拓では、脱炭素化やDX推進、産業変容を見据えたベンチャービジネスなど、新たな社会価値を創造する領域への積極的な参入を計画しています。人財戦略では、価値創造型人財の拡充を重要テーマに位置づけ、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)の推進により人的資本経営を実践します。経営戦略と人財戦略を連動させることで、目指すビジネスモデルと人財のギャップを埋め、組織全体の変革を促進しています。
技術革新への取り組みとして「トランスフォーメーション戦略」を展開し、前中期経営計画で実現した新勘定系システムによる開発生産性向上をアドバンテージとして積極的なデジタル投資を行っています。デジタル技術やデータ活用により業務の生産性向上と経費構造の変革を図りながら、人財や新事業分野への攻めの投資を加速させています。これらの取り組みにより、持株会社体制における中核企業として地域社会に新たな社会価値を創造し、持続的成長を実現する総合金融グループへの発展を目指しています。