- 日本企業
- 兼松エレクトロニクス
兼松エレクトロニクス (E03126) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
兼松エレクトロニクスは、情報技術を基盤とした企業向けシステムソリューションの総合提供企業です。同社は情報システムの設計・構築から運用サービス、システムコンサルティングまで、企業の情報システム全般をワンストップで支援しています。また、システム製品やソフトウェアの販売、リース、保守サービスも手がけています。
同社の収益構造は、企業顧客に対するシステム製品の販売と、継続的な運用・保守サービスの組み合わせで成り立っています。親会社である兼松株式会社からの商品調達に加え、中国やタイの子会社を通じて海外展開も進めており、アジア地域での事業拡大を図っています。人材派遣事業も展開し、多角的な収益基盤を構築しています。
同社の事業は「システム事業」と「サービス・サポート事業」の2つのセグメントに分かれます。システム事業では情報システムの設計・構築、コンサルティング、製品販売・リースを担当し、サービス・サポート事業では保守業務やシステム関連の教育・コンサルティングサービスを提供しています。グループ各社との連携により、顧客に対して包括的なサポート体制を整えているのが特徴です。
経営方針
兼松エレクトロニクスは、2023年3月期を初年度とする3か年の中期経営計画において、2025年3月期に経常利益135億円、自己資本利益率12%以上という明確な数値目標を掲げています。同社は事業規模の拡大と利益向上を重視しながら、持続的成長への投資を実施することで、収益性と安定性のバランスが取れた経営を追求しています。株主還元については、継続的な安定配当を基本方針とし、配当性向50%以上を目標として設定しています。
重点投資分野では、顧客のデジタル変革に伴走する戦略的パートナーとして、業種・業態特化ビジネスの展開に注力しています。同社は最適なサービスを実装したプラットフォームの提供を通じて、従来の単発的なシステム提供から継続的な価値創造モデルへの転換を図っています。また、資本・業務提携を含むアライアンス戦略を積極的に推進し、付加価値の協創と新規事業領域の開拓を進めています。3か年で合計100億円程度の成長投資を想定しており、人的資本への投資とデジタル投資による経営基盤の強化を重視しています。
新市場開拓においては、グリーントランスフォーメーション(GX)への取り組みを最先端テクノロジーを活用して推進しています。同社は「主力事業の深化と新規事業領域の開拓」を基本方針とする事業ポートフォリオ戦略を新たに策定し、高い収益性・成長性と環境変化への耐性を兼ね備えた強靭な事業構造の構築を目指しています。定期的な取締役会での戦略検討を通じて、中長期的な企業価値向上とさらなる成長の実現に向けた取り組みを継続しています。
技術革新への取り組みでは、サステナビリティ経営の推進を重要な柱として位置づけています。同社は医療機関へのICTインフラ提供、教育機関向けシステム開発、官公庁のセキュリティ強化など、社会インフラの整備に貢献する技術開発を進めています。また、クラウドサービスの展開による環境負荷低減、デジタル人材育成、働き方改革の推進など、4つの重点テーマに沿った技術革新を通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。