日鉄物産JP:E02640株価

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鉄鋼、産機・インフラ、食糧、繊維等の商品販売・輸出入事業の有力企業。日本製鉄グループに属し、国内外で幅広い商品を取り扱う総合商社機能を展開。子会社83社、関連会社43社でグループを構成。国内及び海外で事業を展開。

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事業内容

日鉄物産は、鉄鋼をはじめとする幅広い商品の販売と輸出入を手がける総合商社です。同社は日本製鉄グループに属し、鉄鋼、産機・インフラ、食糧、繊維などの多様な商品を国内外で取り扱っています。子会社83社、関連会社43社を含むグループ体制で事業を展開しています。

同社の収益構造は、各商品分野での販売・貿易業務が中心となっています。日本製鉄グループの一員として、鉄鋼関連事業では特に強固な顧客基盤を持ち、製造業から建設業まで幅広い業界に商品を供給しています。海外展開も積極的に行い、グローバルな取引ネットワークから安定した収益を確保しています。

同社の事業は主に4つのセグメントに分かれています。鉄鋼事業では鋼材や鉄鋼原料を取り扱い、産機・インフラ事業では産業機械やインフラ関連設備を提供します。食糧事業では穀物や食品原料の調達・販売を行い、繊維事業では衣料品や産業用繊維製品を扱うなど、それぞれの分野で専門性を活かした事業を展開しています。

経営方針

日鉄物産は、2020年度からスタートした中長期経営計画において2023年度の経常利益420億円、株主資本利益率10%程度を目標に掲げています。同社は日本製鉄グループの中核商社として、国内鉄鋼需要の減少やグローバル競争の激化という構造変化に対応するため、事業基盤強化、成長戦略の推進、ESG経営の深化を三本柱とする戦略を展開しています。実績を見ると、2022年度には経常利益513億円を達成し、目標を大幅に上回る収益力を示しています。

同社の重点投資分野は、日本製鉄との一体運営によるシナジー効果の最大化に置かれています。2023年4月に日本製鉄の子会社となったことを受け、商社機能の効率化・強化、営業ノウハウの共有による直接営業力の強化、サプライチェーンの高度化という三つの柱でシナジーを追求しています。特に、両社の営業拠点やコイルセンター等の加工拠点を最大限活用し、多様化する顧客ニーズへの対応力を向上させる戦略を採用しています。

新市場開拓では、カーボンニュートラル等の新規需要分野や海外成長市場への重点投資を進めています。アジア・北米を中心とした鉄鋼製品のグローバル需要拡大を捉え、両社の営業戦力を戦略的に配置することで海外における営業力強化を図っています。また、SDGs等の社会的ニーズに対応した新規需要の開拓にも積極的に取り組み、持続的な成長基盤の構築を目指しています。

技術革新への取り組みでは、最新のデジタル技術を活用したサプライチェーンの最適化を推進しています。日本製鉄との営業情報共有により、生産・在庫・物流・納期等のデータを連携させ、在庫量の適正化やリードタイム短縮、製造効率向上を実現する新たなビジネスモデルの構築を進めています。将来的には、グリーントランスフォーメーション等の新規拡大領域での連携強化も検討しており、デジタル化とグリーン化の両面で競争優位の確立を図っています。