日亜化学工業 (E02098) 株価

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LED・リチウム電池正極材料の大手メーカー。大画面ディスプレイ用、信号用、携帯電話バックライト向けLEDが主力製品。正極材料事業ではリチウム電池材料を製造販売。子会社14社・関連会社1社で構成。海外子会社を通じて販売展開。

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事業内容

日亜化学工業は、LED(発光ダイオード)と電池材料を主力とする化学メーカーです。同社は世界的に高い技術力を持つLEDメーカーとして知られており、スマートフォンのバックライトや大型ディスプレイ、信号機などに使われる光半導体製品を製造しています。また、電気自動車や蓄電池に欠かせないリチウム電池の正極材料も手がけており、次世代エネルギー分野でも重要な役割を担っています。

同社の主要顧客は、電子機器メーカーや自動車メーカー、電池メーカーなど幅広い業界に及んでいます。光半導体事業では国内外の販売網を通じて製品を供給し、正極材料事業では電池メーカー向けに高性能な材料を提供しています。収益の柱となるこれら二つの事業は、いずれも高い技術力が要求される分野であり、同社の競争優位性の源泉となっています。

同社の事業は正極材料、光半導体、その他の3つのセグメントで構成されています。正極材料事業ではリチウム電池材料の製造販売を行い、光半導体事業では大画面ディスプレイ用や携帯電話のバックライト用LEDを中心に製造販売しています。その他事業では、主力製品の製造に必要な内製部材や各種化学品を手がけており、グループ全体での効率的な生産体制を支えています。

経営方針

日亜化学工業は「Ever Researching for a Brighter World」を企業理念に掲げ、光とエネルギーの二大分野で事業展開を進める技術集約型企業です。同社は急速に拡大するAI関連需要や生成AIデータセンター市場の成長機会を捉えながら、地政学的リスクや製造コスト増加といった課題に対応した経営戦略を推進しています。特に限られた人材資源を最大限活用し、創造性と生産性を高める仕組み作りと、AIを活用したDX推進による設計・製造プロセスの効率化を重要な戦略目標としています。

正極材料事業では、従来のEV市場に加えて、HEVや生成AIデータセンター向けの成長市場での需要獲得が最重要課題となっています。同社は各市場の要望を的確に把握した上で、独自技術とコスト競争力を兼ね備えた商品導入を目指しており、技術力強化のため量産技術確立を視野に入れた新規雰囲気炉への設備投資を決定しました。また経営の安定化に向け、車載用途以外の新規市場開拓も積極的に推進しています。

光半導体事業においては、LED事業では革新的な光源モジュールの研究開発から商品化まで一貫体制を構築し、自動車用ヘッドランプや産業用照明などで省エネルギー化や視認性向上といった付加価値提供に注力しています。加えて水銀レス社会の実現に向け、殺菌・浄水・表面処理など多用途対応可能なUV-LED技術開発を進め、新規市場創出を図っています。LD事業では、プロジェクター用商品の高性能化や車載用途展開に加え、金属加工や医療・バイオメディカル向けなど産業用途の新市場開拓により、半導体レーザー分野での世界トップメーカーとしての地位確立を目指しています。

その他事業では、蛍光体事業でLEDやLDの競争優位実現に不可欠なキーマテリアルとして粉体及び加工部材の性能向上と生産革新に取り組み、磁性材料事業では車載モーター市場への本格展開と小型精密成形磁石の事業化を目標に、磁粉・コンパウンドの性能向上と合理的生産方式の確立を推進しています。同社は「これからの日亜を作ろう」というスローガンのもと、これらの技術革新と市場開拓を通じて継続的な企業価値向上を追求しています。

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