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日立工機【JP:E01745】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
日立工機は電動工具の製造・販売を主力事業とする企業で、ドリルやインパクトドライバーなどの金工・木工用工具から、建設現場で使われる大型工具まで幅広い製品を手がけています。同社は国内外に75の子会社を持つグローバル企業で、世界各地で製造・販売体制を構築しています。
同社の製品は主に建設業や製造業のプロユーザー向けに販売しており、国内では販売子会社や特約店、海外では現地販売子会社から商社・代理店を通じて顧客に届けています。収益の大部分は電動工具事業が占めており、工具本体だけでなく、ダイヤモンド工具などの消耗品・アクセサリからも継続的な売上を確保する構造となっています。
同社の事業は電動工具とライフサイエンス機器の2つのセグメントで構成されています。電動工具では金工・木工用の基本工具から釘打機などの空気工具、レーザー測定器まで多岐にわたり、ライフサイエンス機器では研究機関向けの超遠心機や冷却遠心機を製造しています。アジア、北米、欧州に製造・販売拠点を展開し、地域特性に応じた製品開発と市場展開を行っています。
経営方針
日立工機は、KKR傘下での新たな成長ステージに入り、2018年度中期経営計画の達成に向けて積極的な戦略を展開しています。同社は約70年間の日立グループでの実績を土台に、グローバル電動工具市場でのリーダーポジション獲得を目指しています。抜本的な構造改革や業務効率化により業績は上向きとなっており、さらなる成長加速に向けて「自主独創」の理念のもと新たな挑戦を続けています。
重点投資分野では、イノベイティブな競争優位製品の開発に注力し、技術革新による差別化戦略を推進しています。同社は高性能・高品質な電動工具や遠心機の開発で培った技術力を核として、ユーザーニーズに適合した製品とサービスの提供を通じて市場での競争優位性を確立しています。また、環境調和型の製品開発にも取り組み、持続可能な成長基盤の構築を図っています。
新市場開拓では、北米の大手ホームセンターであるLowe's社との戦略的提携が重要な施策となっています。昨年子会社化したドイツのMetabo社とのシナジー効果を最大化することで、欧州市場での展開を強化し、グローバル市場でのプレゼンス向上を目指しています。これらの取り組みにより、従来の日本市場中心から真のグローバル企業への転換を加速しています。
KKRとのパートナーシップにより、同社は40年以上の投資実績を持つ世界有数の資産運用会社のリソースとネットワークを活用できるようになりました。KKRの持つM&A支援力や資金力と同社の技術開発力を組み合わせることで、電動工具業界や遠心機業界での競争力強化を図り、新たなステージでの持続的成長を実現する方針です。