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東洋刄物【JP:E01376】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
**東洋刄物の事業内容について**
東洋刄物は機械刃物及び機械・部品の製造・販売を主力事業とする企業です。同社は製造業向けの精密な刃物や機械部品を手がけており、産業用途に特化した製品を提供しています。また、子会社を通じて緑化造園事業も展開し、多角的な事業運営を行っています。
同社の主要事業である機械刃物・機械部品事業は、製造業の生産工程で使用される精密部品や切削工具などが中心となっており、産業界の幅広い顧客に製品を供給しています。収益構造は製品の製造・販売による売上が主体となっており、技術力を活かした高品質な製品の提供により安定した収益基盤を築いています。
同社グループの事業は「機械刃物及び機械・部品」と「緑化造園」の2つのセグメントで構成されています。機械刃物・機械部品事業では、同社のほか連結子会社の株式会社トオハが製造・販売を担い、中国の杭州東洋精密刀具有限公司でも一部操業を開始しています。一方、緑化造園事業は連結子会社の東洋緑化株式会社が手がけており、事業の多様化を図っています。
経営方針
東洋刄物は2025年の創立100周年に向けて、第12次中期経営計画(2020年4月~2023年3月)を成長基盤として位置づけています。同社は2023年3月期の連結売上高53億10百万円、営業利益2億79百万円(利益率5.3%)、経常利益2億60百万円を目標に掲げています。また、効率的な資産運用の観点から総資産利益率(ROA)5.0%以上の達成を重要指標として事業展開を進めています。
同社の差別化戦略は、収益性と市場性を重視した事業ポートフォリオの見直しにあります。情報産業用刃物、製紙パルプ用刃物、精密部品関連を最重点品種として位置づけ、特に情報産業用刃物・部品の市場拡大に合わせて高精度精密製品を最重要戦略品種として拡販を図っています。生産面では、工程ごとの適正数量をコントロールする生産体制を構築し、納期遵守と生産性向上を両立させる取り組みを強化しています。
海外展開においては、2021年7月に中国杭州市に子会社「杭州東洋精密刀具有限公司」を新設し、2022年4月から一部操業を開始しました。同社は株式会社フェローテックホールディングスとのシナジー効果を活用し、中国市場での事業拡大と生産能力の強化を通じて企業価値向上を目指しています。また、緑化事業を通じたCO2削減など環境対策への継続的な取り組みも、新たな成長領域として注力しています。
技術革新では、研究開発の主要テーマである金属積層造形技術の大型製品への適用を進めています。この技術の製品化実現に向けた設備投資を積極的に行い、同社の強みである精密加工技術とイノベーションを組み合わせることで、次世代製品の開発と早期市場投入を図っています。産学共創プログラムへの参画やSDGsへの取り組みを通じて、持続可能な技術開発にも力を注いでいます。