琉球セメントJP:E01191株価

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セメントおよび生コンクリートの製造・販売を中心とする沖縄の有力企業。石灰石の採掘から建設資材販売まで建設関連事業を幅広く展開。子会社11社、関連会社5社で構成し、鉱産品事業や商事関連事業も手がける。沖縄県を中心に事業展開。

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事業内容

琉球セメントは、沖縄県を基盤としてセメントの製造・販売を主力事業とする建設資材メーカーです。同社は自社でセメントを製造するだけでなく、石灰石の採掘から生コンクリートの製造、建設資材の販売まで、建設業界に必要な幅広い製品とサービスを提供しています。グループ全体では子会社11社、関連会社5社を擁し、沖縄の建設インフラを支える重要な役割を担っています。

同社の主要顧客は沖縄県内の建設会社や工事業者で、公共工事から民間建設まで幅広い建設プロジェクトにセメントや生コンクリートを供給しています。収益は主力のセメント事業に加えて、生コンクリート製造を行う複数の子会社、石灰石などの鉱産品事業、建設資材の商事事業から構成されており、地域密着型の事業展開により安定した収益基盤を築いています。

同社の事業は4つの主要セグメントに分かれています。最も重要な「セメントおよびセメント関連事業」では、本体でのセメント製造に加えて、琉球生コンやてだこ建材など複数の子会社が生コンクリートの製造・販売を手がけています。「鉱産品事業」では石灰石原石や砕石の製造・販売、「商事関連事業」では建設資材や石炭の仕入・販売、「その他の事業」では土質安定剤の製造や廃棄物処理、不動産管理なども行っており、建設業界を多角的にサポートする事業構造となっています。

経営方針

琉球セメントは、「2024-26年度中期経営計画」を柱とした持続的成長戦略を展開しています。同社は沖縄県内唯一のセメントメーカーとしての地位を活かし、予測困難な社会情勢の中でも安定生産・販売体制を確保しつつ利益最大化を図ることを目指しています。経営指標としては売上高と営業利益の向上を重視し、基礎収益力の回復及び向上、競争力強化、長期的な販売戦略策定と生産合理化に注力する方針を掲げています。

重点投資分野では、各事業セグメントで差別化を図る戦略を展開しています。鉱産品部門では設備投資による生産体制強化を推進し、中長期計画に基づく効率的な採掘・生産体制の構築により県内インフラ整備への貢献を強化します。また、グループ全体での効率的経営と経営人材の育成、人材への投資推進による確保・定着化、ウェルビーイングの推進に向けた健康経営への取り組みなど、経営基盤の強化にも戦略的投資を行っています。

新市場開拓については、商事部門において新たな市場や新規取扱商品の発掘に力を入れ、売上拡大と収益確保を図る計画です。また、大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」の開業を控えた観光業や建設関連の景気拡大期待を背景に、県内唯一のセメントメーカーとしての優位性を活かした事業拡大を目指しています。生産・物流コストの削減と販売価格の適正化にも継続的に取り組み、厳しい市場環境下でも競争力を維持する体制を構築しています。

技術革新への取り組みでは、2050年カーボンニュートラル実現に向けた環境対応を重視しています。同社は2030年中間目標を上方修正し、化石エネルギー代替率とCO2削減率の目標達成に向けて積極的に取り組んでいます。環境事業部門では県内廃棄物の受入品目・処理量増加によりセメント原料や熱エネルギーとしての活用を拡大し、新たに家電リサイクル工場の操業を開始するなど、資源循環型社会への貢献を通じた差別化戦略を推進しています。