名古屋木材JP:E00628株価

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木材・建材の地域有力企業。東海3県を中心に木材製品、合板、新建材、住宅設備機器を卸売。パワービルダーや地場工務店向けにプレカット材やツーバイフォー用パネルを供給。戸建分譲住宅の企画・販売、注文住宅の設計・施工も展開。愛知県・岐阜県・三重県を主要エリアとして事業を運営。

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事業内容

名古屋木材は、東海地方を基盤とする総合建材商社です。同社は木材・建材、住宅設備機器の卸売を主力事業とし、戸建住宅の分譲・注文住宅の建築販売、不動産賃貸まで手がける住宅関連の総合企業として事業を展開しています。

同社の主要顧客は、大手住宅建築会社(パワービルダー)と地域の工務店です。営業本部では愛知県と岐阜県に拠点を置き、東海3県とその周辺地域に木材製品、合板、新建材、住宅設備機器を供給しています。特に工務店向けには、プレカット材を中心とした建材と住設機器をセットで提供する総合販売サービスを強みとしています。

同社の事業は大きく営業本部と開発企画本部に分かれています。営業本部は建材卸売の中核を担い、ツーバイフォー住宅向けのパネル供給も行っています。開発企画本部では、戸建分譲住宅の開発から注文住宅の設計・施工、三重県でのマンション分譲、リフォーム事業まで幅広く展開し、所有不動産の賃貸事業や商品開発も手がけています。

経営方針

名古屋木材は、住宅着工戸数の減少という厳しい市場環境において、売上高の維持・向上と営業利益の確保を目指した成長戦略を展開しています。同社は現在、不動産事業に業績を依存する状況が続いていますが、営業本部と開発企画本部の両部門でセグメント利益の改善を図り、事業ポートフォリオの安定化を進めています。経営の最優先課題として、本業である木材卸売業の赤字体質から脱却する抜本的な損益改革を断行し、安定的な利益確保を目指しています。

営業本部では、顧客特化型の差別化戦略を推進しており、商品別・業態別営業の確立により得意先ごとに特化した提案力を強化しています。具体的には、人材不足に悩む工務店への建て方支援サービスの提供や、木材・プレカット材の販売と建材・住宅設備の組み合わせ販売を拡充することで、住宅におけるトータル提案営業の体制構築を図っています。また、従来の住宅分野に加えて非住宅分野への販路開拓も積極的に進め、パワービルダー向け住宅関連商材や非住宅向け商材の売上増加を見込んでいます。

開発企画本部においては、収益性向上を重視した事業運営を強化しており、分譲物件の企画から販売までの期間短縮による収益確保を図っています。注文住宅分野では受注拡大に向けた営業強化を進め、成長市場であるリフォーム分野では介護商品との連携による深耕戦略を展開しています。機能性と居住性を追求した住空間の提供を通じて、一般消費者向けの情報提供体制も充実させ、市場開拓を進めています。

財務面では、過年度に完成した分譲マンションの在庫早期販売が喫緊の課題となっており、新たな事業展開に向けた資金確保のため完売に向けた取り組みを強化しています。同社は「ほんもの・こだわり」をキーワードに、循環資源である木材を活用した和らぎの空間創造という経営理念のもと、持続可能な事業モデルの構築と安心して事業継続できる企業体質への変革を目指しています。