倉庫精練JP:E00596株価

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繊維製品の染色加工の有力企業。精練、染色、捺染、樹脂加工等の委託加工サービスと繊維製品の製造販売を展開。親会社の丸井織物と染・織工程一貫での商品開発に取組。子会社のソーコ流通サービスが物流・包装梱包、コーコク機械が産業機器製造を担当。

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事業内容

倉庫精練は、繊維製品の染色加工を中核事業とする企業です。同社は各種繊維製品の精練、染色、捺染、樹脂加工などの委託加工業務を手がけており、繊維製品の仕入れから加工、販売まで一貫したサービスを提供しています。

同社の主要顧客は繊維製品メーカーであり、委託加工による売上が収益の柱となっています。特に親会社である丸井織物との関係が深く、合繊織物や産業資材織物の染色委託を受けることで、染・織工程一貫での競争力ある商品開発を共同で進めています。

同社グループは繊維事業と機械製造販売業の2つのセグメントで構成されています。繊維事業では委託加工部門と製品販売部門を運営し、子会社のソーコ流通サービスが物流・包装業務を担当しています。機械製造販売業では、コーコク機械が主に同社向けの産業機器の製造・販売を行い、グループ内でのシナジー効果を生み出しています。

経営方針

倉庫精練は、染色加工事業の早期黒字化を最重要課題として、4つの戦略を軸とした事業再構築に取り組んでいます。同社は核事業である繊維事業セグメントの業績改善が全社の黒字化達成の鍵と位置付けており、工場の生産性向上と組織的な営業体制の構築を確実に実行することで収益基盤の立て直しを図っています。これまでの課題解決に加え、新たな成長機会の獲得にも積極的に挑戦する方針を掲げています。

同社の差別化戦略は、長年培った独自の染色加工技術と特殊機能加工技術を活かした高付加価値商品の展開にあります。特に薄膜・高透湿対応のラミネート加工技術や難燃・抗菌などの特殊機能加工技術を武器に、競争力ある商材分野の強化を進めています。また、親会社の丸井織物との連携を深めることで織染一貫での総合提案力を向上させ、リードタイム短縮という従来からの課題解決にも本格的に取り組んでいます。

新市場開拓では、既存の衣料事業の安定維持を図りながら、収益源の多様化を積極的に推進しています。プリント加工をメニューに追加するほか、新規資材分野への参入や倉庫・保管業務での新規顧客開拓を通じて事業領域の拡大を目指しています。スポーツレジャー人口増加に伴う軽量・薄膜アウトドア素材の需要拡大や、サスティナブル志向・健康志向といった消費者意識の変化を新たなビジネス機会として捉えています。

生産性向上に向けた技術革新では、高コスト体質からの脱却を重点課題として工場の構造改革を進めています。エネルギーコストの削減、原材料のムダや不良品発生といったロスの削減に加え、工場整流化やオペレータの多能工化を推進しています。さらにシステム投資により一人当たり生産性の向上を図り、同時に自社製品の販売ビジネス拡大による利益率向上にも注力することで、持続的な収益改善を実現する体制づくりを進めています。