鈴縫工業 (E00099) 株価

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建設・土木工事請負の有力企業。建築、土木、上下水道・管工事の設計・施工を主力に、不動産・介護・太陽光発電事業も展開。子会社を通じてアスファルト合材製造、生コンクリート卸販売、東京都内でのビル賃貸業務も運営。28年7月に通所介護事業を閉鎖。

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事業内容

鈴縫工業は、建設事業を主力とする総合建設会社です。同社は建築、土木、上下水道、管工事などの請負工事を中心に、企画から設計、施工まで一貫したサービスを提供しています。また建設業に加えて、不動産事業、介護事業、太陽光発電事業も展開する多角化経営を行っています。

同社グループは親会社と子会社6社で構成され、建設事業では関連会社との連携を強化した収益構造を構築しています。日立アスコン株式会社からアスファルト合材を仕入れ、株式会社建久に道路舗装工事を発注するなど、グループ内での協業により効率的な事業運営を実現しています。不動産事業では、子会社の株式会社渋谷中央ビルが東京・渋谷でビル賃貸業を営んでいます。

事業セグメントは建設、不動産、介護、太陽光発電の4つに分かれています。建設事業では特定建設業者として幅広い工事を手がけ、株式会社ナガクラからセメントや生コンクリートを調達するなどグループ連携を活用しています。介護事業は株式会社スイシンが茨城県内で居宅介護サービスを提供し、太陽光発電事業は同社と親会社の両方で展開しています。

経営方針

鈴縫工業は、創業100周年を迎える歴史ある建設会社として、将来の事業環境変化に備えた包括的な成長戦略を展開しています。同社は公共工事需要の中長期的な減少を見据え、民間工事への提案・企画営業力の強化を重点課題に位置づけています。東日本大震災の復興事業や国土強靭化計画による防災・減災事業により当面は一定水準の公共工事が見込まれるものの、持続的な成長には民間市場での競争力強化が不可欠との判断です。

人材戦略と業務効率化において、同社は次世代への事業承継を見据えた具体的な施策を推進しています。次代を担う人材の育成と確保では、世代交代によるキャリア形成の促進を図り、技能労働者不足という業界課題への対応を進めています。併せて新基幹業務システムの導入により、業務の適時的確な管理運営と効率化を実現し、組織力の強化を目指しています。

生産性向上への取り組みでは、自社のみならず協力会社を含めた包括的な改善策を展開しています。同社は協力会社との連携強化により生産性向上と労働環境の改善を同時に実現し、建設コスト上昇や労働力不足といった業界全体のリスクに対処する方針です。首都圏での大規模再開発事業やオリンピック関連事業の活況による影響を考慮し、持続可能な事業体制の構築を重視しています。これらの総合的な戦略により、安定した受注と収益の確保を通じて、中長期的な企業価値の向上を図っています。

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