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セキチューJP:9976
沿革
1952-04 | 文化3年(1806年)より、木材業を営んでいた個人経営から、法人組織に改組。関口木材株式会社を資本金50万円にて設立。 |
1963-04 | 新建材の販売を開始。 |
1972-03 | 建売住宅の販売を開始。 |
1975-08 | DIY産業に着目し、ホームセンター1号店を群馬県山田郡大間々町(現群馬県みどり市)に開店。 |
1977-07 | 社名を関口木材株式会社より、株式会社セキチューに商号変更し、事業をホームセンターに一本化する。 |
1983-07 | 発注業務合理化のため補充発注システム(EOS)を導入。 |
1984-07 | 業務拡大のため本社を群馬県高崎市飯塚町に新築移転。 |
1988-02 | 株式会社グリーンナンバー・ワンを設立。(資本金3,000万円)園芸専門店1店舗の営業資産を同社に譲渡。 |
1988-09 | カー用品専門店の第1号店を群馬県高崎市に開店。 |
1992-03 | 栃木県鹿沼市にホームセンター鹿沼店を出店。 |
1994-06 | 日本証券業協会に株式店頭登録。 |
1995-10 | 初のS.C.方式として、群馬県藤岡市にホームセンター藤岡インター店を出店。 |
1997-11 | ホームセンター1号店の大間々店を規模を4倍にして移転新築。 |
1998-09 | 群馬県佐波郡東村(現群馬県伊勢崎市)にホームセンター向けの物流センターを開設。 |
1999-07 | 全店にPOSシステムを導入。 |
2000-02 | 群馬県山田郡大間々町(現群馬県みどり市)のカー用品専門店オートウェイ大間々店に車検整備センターを併設。 |
2000-07 | 埼玉県上尾市にホームセンター上尾店を出店。 |
2002-06 | 自転車専門店1号店サイクルワールド新小岩店を東京都葛飾区に開店。 |
2002-08 | 業務の効率化のため本社を群馬県高崎市倉賀野町に移転。 |
2004-12 | 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所(現東京証券取引所)に株式を上場。 |
2008-02 | 経営の効率化を図ることを目的に、株式会社グリーンナンバー・ワンを吸収合併。 |
2015-04 | 東京都町田市にホームセンター鶴川店を出店。 「セキチューポイントカード」サービス開始。 |
2016-05 | 千葉県柏市にホームセンター柏の葉十余二店を出店。 |
2017-11 | 長野県上田市にホームセンター上田菅平インター店を出店。 |
2020-04 | プロ向けの新業態の開発を視野に入れ、ホームセンター藤岡インター店にDIY・資材館を増設。 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)市場からスタンダード市場へ移行。 |
2022-10 | 物流・店舗運営業務の効率化等を目的として、物流センターを移転(群馬県伊勢崎市)。 |
2023-02 | お客様の利便性向上を目的に「セキチューアプリ」をリリース。 |
事業内容
セキチューは、ホームセンター事業と不動産賃貸事業を主軸に展開している企業です。同社のホームセンター事業では、DIY用品、家庭用品、カー用品、自転車、レジャー用品など、生活に密接に関わる幅広い商品を取り扱っています。これらの商品は、一般のホームセンター店舗のほか、カー用品専門店や自転車専門店を通じて販売されています。これにより、セキチューは日常生活に必要な多様な商品を提供することで、消費者のニーズに応えています。
一方、不動産賃貸事業では、セキチューが保有または管理する不動産の賃貸サービスを提供しています。これに加えて、商業施設の企画、建設、そして運営管理も手掛けており、不動産の有効活用を図っています。この事業を通じて、セキチューは不動産市場においてもその存在感を示しています。
セキチューは、これら二つの事業セグメントを軸に、多角的なビジネスを展開しています。ホームセンター事業では、生活必需品から趣味関連商品まで、幅広いアイテムを提供することで、消費者の日々の生活をサポートしています。不動産賃貸事業では、賃貸サービスや商業施設の運営を通じて、不動産市場におけるニーズに応えています。これらの事業を通じて、セキチューは多様な顧客層に対して、幅広いサービスを提供しているのです。
経営方針
セキチューは、ホームセンター業界における競争の激化と寡占化の進行に対応するため、営業力の強化を中心に成長戦略を推進しています。同社は「地域一番店」を目指し、品揃え、品質、価格、サービスにおいて地域のお客様から支持されることを目標に掲げています。また、地域社会への貢献として、お客様の生活基盤を支える「地域のインフラ」となることを目指しています。
営業対策として、店舗改装を通じた品揃えや設備の見直し、アフターコロナの行動変化に対応した店舗づくりを進めています。園芸、金物・資材・DIY用品、ペット、サイクル、リフォームなどの品揃えの再構築にも取り組んでいます。サービス面では、キャッシュレス決済の推進やセキチューカード、アプリの会員獲得を通じてお客様の利便性向上を図っています。
出店戦略においては、計画的な新規出店のための出店用地の選定と開発に積極的に取り組み、新規物件の確保に努めています。また、店舗施設の有効活用を図るため、テナントへの賃貸も含めた商業集積施設としての活用を進めています。
経営の効率化を目指し、店舗作業の軽減や物流の効率化など、業務改善に取り組んでいます。さらに、人材育成にも力を入れており、商品知識の習得や次世代人材の育成、業務改善活動の推進などを進めています。これらの取り組みを通じて、セキチューは持続的な成長と競争力の強化を目指しています。