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ハチバンJP:9950
事業内容
株式会社ハチバンは、外食事業、外販事業、海外事業の3つの主要な事業セグメントを持っています。外食事業では、8番らーめんフランチャイズチェーンの本部運営や飲食店の経営を行っています。また、業務用食品の卸売や食品の製造・販売も手がけています。
外販事業では、国内における食材の輸出入を行っています。これにより、国内外の市場に向けて多様な食品を提供しています。特に、業務用食品の卸売は、飲食店や食品業界において重要な役割を果たしています。
海外事業では、タイとベトナムにおいて活動しています。HACHIBAN TRADING (THAILAND) CO.,LTD.は、タイでの食材の輸出入を担当しています。また、DOUBLE FLOWERING CAMELLIA CO.,LTD.は、タイでスープやエキスの製造・販売を行っています。
さらに、HACHIBAN BELL TRADING (VIETNAM) CO.,LTD.は、ベトナムでの食品(調味料)の輸入卸し業を展開しています。これにより、ハチバンはアジア市場でのプレゼンスを強化し、地域のニーズに応えています。
経営方針
株式会社ハチバンは、「食生活の味わいをネットワークするシステム産業 Tasty Innovation」を掲げ、外食産業において革新を追求しています。低価格で本当においしいものをどの店でも同じ状態で提供するフランチャイズシステムを柱に、地域社会や従業員の幸せを実現し、日本国内外で信頼される企業を目指しています。
ハチバンの成長戦略は、チェーンストア・マネジメントとサプライチェーン・マネジメントを軸に展開されています。ラーメン部門では、既存店のリニューアルやドライブスルーの導入、接客サービスの向上を図り、和食部門では地域密着型の小型店舗を開発し、新たなビジネスモデルを構築しています。
サプライチェーン・マネジメントでは、外販事業において付加価値の高い商品の開発と販売を拡大し、自社ネット通販サイト「ハチバンeSHOP」を充実させています。また、自社工場では生産性向上と食品安全の強化を進め、ISO22000:2018に基づく安全な食品の製造に努めています。
海外事業では、タイ、ベトナム、カンボジアでのエリアライセンス契約を通じて事業拡大を図り、東南アジア地域への展開を視野に入れています。ラーメンスープの製造・販売においても生産体制の強化と新商品の開発を進め、事業基盤の拡大を目指しています。
ハチバンは、外食産業の厳しい経営環境において、組織改革と人材育成に注力し、働き甲斐のある職場環境を整備しています。これにより、顧客の期待に応える事業展開を確実なものとし、企業価値の向上を図っています。