トランス・コスモスJP:9715

時価総額
¥1622.9億
PER
12.1倍
国内外で付加価値の高いサービスをワンストップで提供する企業集団で、子会社や関連会社を通じた多様な事業展開。

事業内容

トランス・コスモスは、国内外で付加価値の高いサービスをワンストップで提供する企業グループです。グループは、トランス・コスモス本体、64の連結子会社、11の持分法適用会社を含む関連会社19社で構成されています。これにより、多様なニーズに応えるための幅広いサービスを展開しています。

トランス・コスモスの事業セグメントは、主にITアウトソーシング、デジタルマーケティング、ECサポート、カスタマーサポートなどがあります。これらのサービスは、企業の業務効率化や顧客体験の向上を目指し、クライアント企業の成長を支援しています。

具体的なサービスとしては、ITインフラの構築や運用をサポートする「ITアウトソーシングサービス」、オンライン広告やSEO対策を行う「デジタルマーケティングサービス」、ECサイトの運営支援を行う「ECサポートサービス」、顧客対応を代行する「カスタマーサポートサービス」などがあります。これらのサービスを通じて、トランス・コスモスはクライアント企業のビジネスを多角的にサポートしています。

経営方針

トランス・コスモスは、1966年の創業以来、情報処理アウトソーシングの先駆者として、顧客満足度の向上を追求してきました。同社は「people & technology」を掲げ、人と技術の融合を通じて高品質なサービスを提供し、情報社会の高度化に対応しています。

同社は、売上高の拡大とともに、原価低減やサービスの高付加価値化を推進し、株主資本利益率(ROE)の向上を目指しています。これにより、株主や顧客、社員などのステークホルダーの期待に応えることを目指しています。

2023年度から2025年度までの中期経営計画では、テクノロジーソリューションカンパニーへの進化を目指しています。最新のクラウド技術とデータ活用を駆使し、顧客体験と生産性を最大化することを目指しています。

また、アジアでの圧倒的な地位を確立し、グローバルなCX/BPOベンダーとしてトップ5を目指しています。グローバル184拠点の連携を強化し、新たな市場機会に挑戦することで、収益の最大化を図ります。

同社は、事業モデルのプラットフォーム化やサービス標準化を進め、品質と利益の構造改革を図っています。さらに、グローバル市場に応える体制強化と人材育成を推進し、新規事業開発やR&Dを進めています。

2025年度までの目標として、売上高4,000億円、営業利益155億円を見込んでいます。これにより、持続可能な社会の実現に貢献する「Global Digital Transformation Partner」としての進化を目指しています。