エイチ・アイ・エスJP:9603株価

時価総額
¥1012.6億
PER
10.5倍
旅行事業の大手。海外・国内旅行サービス、ホテル事業、バス運送事業、テーマパーク運営を多角展開。子会社153社・関連会社10社を擁し、愛知県蒲郡市のラグーナテンボス運営や海外旅行保険事業も手掛ける。日本・アジア・欧米等で幅広く事業を展開。

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事業内容

株式会社エイチ・アイ・エスは、旅行事業を中核とする総合レジャー企業です。海外旅行および国内旅行の企画・販売を主力事業とし、世界各地に展開する店舗網とオンライン予約システムを通じて、個人・法人向けに幅広い旅行商品を提供しています。旅行事業で培ったノウハウを活かして、ホテル運営、交通事業、テーマパーク運営など、観光・レジャー関連の多角的な事業展開を行っています。

同社の顧客は一般消費者が中心で、海外・国内旅行の需要を取り込んでいます。収益は主に旅行商品の販売手数料、ホテル事業の宿泊収入、バス運行などの交通事業収入で構成されています。アジア、北米、欧州など世界各地に子会社を展開し、現地での旅行サービス提供と日本からの送客の両面でビジネスを展開しています。

同社の事業は4つのセグメントに分かれており、旅行事業では世界各地の子会社を通じて現地旅行サービスを提供しています。ホテル事業では日本、台湾、アメリカ、トルコなどでホテル運営を行い、九州産交グループではバス事業や不動産賃貸業を手がけています。その他の事業には、愛知県のテーマパーク「ラグーナテンボス」の運営、海外旅行保険事業、予約システム開発、インフラ関連事業などが含まれ、旅行を軸とした総合的なサービス体制を構築しています。

経営方針

エイチ・アイ・エス(HIS)は、2030年の創業50周年に向けて「挑戦心あふれ 世界をつなぎ 選ばれ続ける企業に」をビジョンに掲げ、持続的成長を目指しています。同社は2026年10月期を新中期経営計画への助走期間と位置づけ、「AI、テクノロジーと人との協業による変革」を経営方針に設定しました。財務面では自己資本比率20%以上の早期達成を目標とし、本業の利益積み上げによる資本増強と有利子負債の削減を通じて財務健全化を進める計画です。

同社の重点投資分野は、AI・DXテクノロジーの活用による体験価値創造と生産性向上です。グループ全体でのCRMシステム導入により顧客生涯価値の最大化を図り、グローバルネットワークを活かした新たな流通モデルの構築を推進しています。差別化戦略としては、国内149拠点、海外58ヵ国141拠点のグローバルネットワークを最大の強みとし、これまで培った日本人向けサービスの知見を他国の顧客層に展開する戦略を掲げています。

新市場開拓では、グローバル(non-Japanese)マーケットを成長ドライバーとして重点的に展開し、Global Management部を中心とした戦略立案と投資支援により成長を加速させています。事業拡大については、M&A・投資・提携を積極活用し、新規事業領域への参入と既存事業の拡大を図る方針です。外部資源の取り込みにより異業種を含む面的な広がりを確保し、短期間での成長機会獲得と事業ポートフォリオの拡充を目指しています。

技術革新への取り組みでは、AIやテクノロジーを事業運営の不可欠な要素と位置づけ、同社のコアコンピタンスである「人材」との融合により独自性の高い価値創出を実現する戦略です。AI活用による業務の省人化・高速化を推進する一方で、創造的で付加価値の高い業務には人的資源を最適配置し、テクノロジーと人材の協業モデルを構築しています。また、多様な人材の活躍を促進するDEIB(多様性・公平性・包摂性・帰属意識)推進により、変化する市場環境に対応できる組織づくりを進めています。