AViCJP:9554株価

時価総額
¥123.7億
PER
17.5倍
デジタルマーケティングの有力企業。運用型広告(検索連動・ディスプレイ・インフィード)とSEOコンサル、自社開発ツールによる広告運用・コンテンツ制作を展開。連結子会社は4社を擁し計5社体制。主要市場は日本国内、2024年のインターネット広告市場は3兆6,517億円規模。

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事業内容

AViCはデジタルマーケティングを主軸に、運用型のインターネット広告や検索エンジン最適化(SEO)を中心としたサービスとクリエイティブ制作を手掛けています。同社は媒体から広告枠を仕入れ、クライアントの目標に合わせて広告の設計・運用・改善を行い、成果に応じた運用を続けています。

主要な顧客は企業の広告担当者や広告代理店で、直接取引と代理店経由の両方で案件を受注しています。収益は広告枠販売に伴う媒体費と運用・コンサルティング手数料のほか、記事やクリエイティブ制作料などで成り立ち、クライアントが媒体を自社で手配する場合はコンサル料のみを得ることもあります。

事業は単一のデジタルマーケティングセグメントで、主に検索連動型広告、ディスプレイ広告、インフィード広告などの運用型広告サービスと、SEOコンサルティングやコンテンツ制作の二本柱で構成しています。同社は自社開発の分析ツールとPDCAを活用し、各メディアの特性に合わせた運用設計やリアルタイムのモニタリング、クリエイティブ改善を実行して長期的な集客効果を目指しています。

経営方針

同社は高品質なデジタルマーケティングサービスを軸に、業界最高水準の売上高成長率と高い営業利益率を再現性をもって実現することを掲げています。市場環境としてはインターネット広告費が拡大を続けており、2018年に2兆円を超えた後、2024年には3兆6,517億円に達するなど需要は強く、同社はこの成長需要を取り込むことで売上拡大と利益確保を両立させることを目指しています。経営指標としては社員一人当たりの生産性、社員数、営業利益の絶対額を重視し、貸借対照表を強化して借入余力を高めることで将来の成長投資を実行可能にすることを目指しています。

同社はエンタープライズクライアントの取り込みとクリエイティブ品質の差別化に重点投資しています。マーケティング予算の大きい企業のシェアを高めるため、2024年5月にADKマーケティング・ソリューションズとの合弁会社「ADK AViC パフォーマンスデザイン」を設立し、営業機能を強化して大手企業への提案力を高めています。広告単価を上げる鍵として広告クリエイティブの品質向上に注力し、広告の分析から企画・制作までをAIで高精度に行うソリューション「Cre Tech Force」を開発・展開するなど、成果向上を通じた差別化策を進めています。

同社は既存顧客との関係維持に加え、新規顧客開拓と代理店経由の拡大を並行して進めることで顧客基盤を拡大していく計画です。オーガニック成長に加えて、M&Aや中国市場への進出といったインオーガニックな手法も成長戦略に組み込み、非連続的な拡大を狙っています。そのために内部留保や借入余力を確保し、適時に買収や海外展開の機会を取り込む体制を整えることを目指しています。

同社は技術革新を成長の中核に据え、業務効率化とサービス品質向上を同時に進めています。生産性向上効果が大きい事業領域から自社開発ツールを優先的に導入し、既存ツールにはビッグデータ分析機能やAI解析機能を順次付加しています。人材面では採用・育成の強化や「イネーブルメント」プロジェクトにより未経験者を早期に戦力化し、ツールと人材の両輪で社員一人当たりの生産性向上と継続的なサービス品質維持を図ることを目指しています。