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京葉瓦斯 (9539) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
京葉瓦斯は千葉県を中心とした都市ガス事業を主力とするエネルギー企業です。同社は市川市、松戸市、鎌ケ谷市、浦安市、船橋市、柏市を主な供給区域として、都市ガスの製造・供給・販売を行っています。近年では電力販売事業にも参入し、主に都市ガス顧客に向けて電力を販売しています。
同社の収益の中核は一般家庭や企業向けの都市ガス供給事業で、千葉県内の約75万件の顧客基盤を持っています。ガス料金収入に加えて、顧客からの依頼によるガス配管工事や、子会社を通じたガスメーター検針・料金徴収業務も重要な収益源となっています。また、都市ガス顧客への電力販売により、エネルギー事業での収益多様化を進めています。
同社の事業は「エネルギー」「ライフサービス」「リアルエステート」の3つのセグメントで構成しています。エネルギー事業では都市ガス・電力販売のほか、米国での再生可能エネルギー事業にも投資を行っています。ライフサービス事業ではガス機器販売や住宅リフォーム事業、道の駅運営などを手がけ、リアルエステート事業では不動産賃貸業を展開しています。
経営方針
京葉瓦斯は新たに策定した「中期経営計画2025-2027」において、3つの事業領域と経営基盤の強化を軸とした成長戦略を推進しています。同社は2027年までの経営目標として、ROE4.5%以上の達成、事業活動に伴う二酸化炭素排出量ゼロ、お客さまアカウント数145万件の獲得を掲げており、エネルギー企業としての社会的使命を果たしながら新しい価値提供を目指しています。
エネルギー領域では、都市ガス事業の安定供給と保安確保を最優先としつつ、レジリエンス強化に100億円を投資する計画です。同社は再生可能エネルギー電源開発を80地点まで拡大し、カーボンオフセット都市ガスを販売量の2%まで導入することで脱炭素化を推進しています。また、電力小売事業の収支改善にも継続的に取り組み、エネルギー事業全体の収益性向上を図っています。
ライフサービス領域では、お客さまとの接点拡大と「くらしのかかりつけ」を目指したサービス強化に注力しています。リフォーム事業の拡大、くらしサポートサービスの充実、業務用サービスの拡充により、ガス・電力以外のサービス収益の拡大を進めています。リアルエステート領域では、市川工場跡地開発事業「リーフシティ市川」を計画通り推進し、不動産事業で10%以上の利益成長を目標としています。
技術革新への取り組みとして、同社はデジタル変革戦略を積極的に展開しています。スマートメーターの導入推進によりガス事業の生産性向上を図り、ペーパーレス化100%削減を目指しています。研究開発分野では脱炭素化と持続可能な開発目標への貢献を重点課題とし、将来を見据えた新規事業投資とデジタル投資を加速させることで、変化する経営環境に対応した事業基盤の構築を進めています。