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エムティーアイ【JP:9438】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
エムティーアイは、スマートフォンを中心にコンテンツ配信やヘルスケア、教育向けのデジタルサービスを手掛けるIT企業です。同社は動画・音楽・書籍などの月額コンテンツや、生活に寄り添うヘルスケアサービスを主力として展開しています。
主要な顧客は個人の有料会員に加え、医療機関や自治体、学校、企業などの法人です。同社は個人向けの月額課金で安定した収入を得る一方、医療機関や自治体向けのシステム導入や法人向けのDX支援でBtoB収益を確保し、収益源を分散しています。
事業はコンテンツ事業、ヘルスケア事業、学校DX事業、その他事業の四つに分かれています。コンテンツ事業はエンタメ系の定額サービスやコミック提供支援、ヘルスケア事業は個人向けアプリやオンライン診療・薬局向けソリューション、学校DXは教育現場のデジタル化支援、その他ではAIや企業向けシステム開発を行っています。
経営方針
同社は売上高の持続的な成長と営業利益率の改善を重要な経営指標として掲げており、中期的には株主還元の目安を総還元性向35%として利益配分にも配慮しながら企業価値の向上を図っています。具体的には、既存の月額コンテンツ事業で安定的な会員収入を維持しつつ、その収益の一部を成長余地が大きい分野へ先行投資することで、売上高成長率の確保と継続的な利益の積み上げを目指しています。
同社は重点投資分野をヘルスケア事業と学校向けのデジタル化事業(学校DX)に定め、コンテンツ事業は収益低下の抑制に注力するとしています。具体策としては、有料会員数の維持に努める一方で、セキュリティ関連コンテンツの拡充や、コミック配信事業者向けにオリジナル作品の提供を増やして収益基盤を強化します。これらによりコンテンツ収益を安定化させ、成長投資の原資とする差別化戦略をとっています。
新市場開拓や事業拡大では、医療機関・調剤薬局・健診機関や健保組合、自治体、学校法人といった法人顧客に対し長期的なサポート体制を構築することで、ストック型の安定収益を狙っています。各事業の早期収益化を図るとともに、複数団体間で連携できるサービスの統合を進め、エンドユーザーにとって利便性の高いソリューションへと高める計画です。個人向けの定額収入に加え、自治体や企業向けのシステム導入・DX支援でBtoB収益を拡大することで収益源の分散を目指しています。
技術革新への取り組みとしては、AIを中心にした高度なデジタル技術の活用を推進しています。画像・音声認識やテキスト生成による入力の自動化に加え、将来的には利用者行動を支援するAIエージェント機能の導入を検討しており、国内AI市場が2024年に約1兆3千億円に達し2029年に約3倍になるとの見通しも踏まえて開発を加速します。また、サービス間で切れ目のない体験を実現するための共通データ基盤整備や認証の共通化、プロジェクト型の開発推進と並行して、AI人材・セキュリティ人材の採用・教育に継続投資し、品質向上と開発リードタイム短縮を図る方針です。