トリドリ (9337) 株価

時価総額
¥62.1億
PER
13.8倍
インフルエンサーマーケティングプラットフォームの有力企業。インフルエンサーと企業のマッチングサービス「toridori base」やAI活用の運用型広告サービスを展開。21年7月にブランド運営支援の株式会社GIVINを買収。プロダクト領域でSMB向け、マーケティングパートナー領域で大手企業向けサービスを提供。

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事業内容

トリドリは、SNS上で活動するインフルエンサーを支援するプラットフォーム事業を展開している会社です。同社は創業以来蓄積してきた豊富なインフルエンサーデータベースと機械学習技術を活用し、企業とインフルエンサーをマッチングするサービスを提供しています。マイクロインフルエンサーからメガインフルエンサーまで幅広い層をカバーし、企業の認知拡大や集客課題の解決を支援しています。

同社の主要顧客は中小企業から大手企業まで幅広く、飲食・美容・通販・レジャー・観光業界などで利用されています。収益構造は顧客規模に応じて二つに分かれており、中小企業向けには月額利用料や従量課金制のプラットフォームサービス、中堅・大手企業向けには広告代理業務による手数料収入が中心となっています。インフルエンサーに対しては基本的に無料でサービスを提供し、成果に応じた報酬を支払う仕組みを採用しています。

同社の事業は「プロダクト領域」と「マーケティングパートナー領域」の二つで構成されています。プロダクト領域では、中小企業向けのマッチングプラットフォーム「toridori base」と、AIによる自動最適化機能を搭載した「Vooster」を展開しています。マーケティングパートナー領域では、成果報酬型の「toridori ad」、総合広告代理サービスの「toridori promotion」、インフルエンサーのブランド運営を支援する「toridori made」を提供し、より包括的なマーケティング支援を行っています。

経営方針

トリドリは2025年から2027年までの中期経営計画において、インフルエンサーマーケティング市場での更なる成長を目指しています。同社は「価値の源泉の強化」と「価値の提供手段の強化」を二本柱とした戦略を掲げており、特に注力サービスである「toridori base」の売上総利益成長を重要指標として位置づけています。また、顧客数の拡大と顧客当たりの四半期売上総利益の向上を通じて、中長期的な企業価値向上を図る方針です。

同社の重点投資分野は、インフルエンサーデータベースの価値最大化にあります。データ量の拡充と機械学習の強化により、データドリブンな手法で企業の認知・集客課題を解決する能力を高めています。このデータベースを活用することで、従来は高額な広告代理店を通じてしかアクセスできなかったインフルエンサーマーケティングを、中小企業や個人事業主にも手頃な価格で提供することを可能にしており、市場の裾野拡大を実現しています。

新市場開拓では、プロダクト領域において店舗事業者向けとEC事業者向けにサービスを細分化し、より多くの中小企業顧客の獲得を目指しています。一方、マーケティングパートナー領域では、M&Aをはじめとしたケイパビリティ強化により、中堅・大手企業の課題により深く対応できる体制を構築する計画です。同社は日本国内のインフルエンサー数の豊富さと広告費市場の大きさを背景に、グルメ・ビューティー・トラベルジャンルを中心とした多種多様な事業者への展開を進めています。

技術革新への取り組みとして、同社は開発体制の強化を最重要課題の一つに掲げています。インターネット広告業界の技術革新スピードに対応するため、既存サービスの機能改善や新規広告商品の開発を迅速に行える体制づくりに注力しています。特にSNSが消費者の認知・検索行動の主要媒体となりつつある環境変化を捉え、15-24歳の若年層がInstagramやTwitterで情報収集を行う傾向に対応したサービス開発を進めており、競合優位性の確保と事業拡充を図っています。

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