タカヨシホールディングスJP:9259株価

時価総額
¥46.7億
PER
9倍
シェアショップ事業の有力企業。『わくわく広場』の店舗型シェアリングサービスを展開。2025年9月期の流通総額は26,871百万円、登録生産者数は33,906件。全国で182店(2025年9月30日現在)。

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事業内容

タカヨシホールディングスは、実店舗型のシェアショップ「わくわく広場」を全国に展開し、地域の生産者に対して売り場を共有することで販路を提供するビジネスを行っています。 同社は店舗の売場管理やレジ業務などの運営を担い、出品者が自ら商品を店頭に納品・陳列する仕組みで店舗を運営しています。

主要な顧客は地域の農家や惣菜店、パン屋、加工食品メーカーなどの生産者と、来店する消費者で、同社は生産者向けのプラットフォーマーとして機能しています。 取引は委託販売方式が基本で、同社は顧客の支払金を一時的に預かり、売れた商品について販売手数料を控除した額を生産者に支払う形で収益を得ています(商品分類ごとに手数料率は概ね50〜80%に設定)。

事業は単一セグメントのシェアショップ事業に集約しており、店舗数は全国で約180店規模です。 商品の内訳は弁当・惣菜・パン類が約31%、野菜・果実が約29%、加工品が約28%、その他が約12%(2025年9月期)で、約8割がショッピングモール内のテナント、残りがロードサイド店という構成になります。 同社は登録制で生産者の出品負担を抑えつつ、地域ごとの供給網を形成して低コストで店舗運営を行う点を強みとしています。

経営方針

同社は「場」と「ユーザー」の拡大を中核とした成長戦略を掲げ、流通総額の拡大を通じて営業収益と利益の増加を目指しています。具体的には、現在約180店規模の実店舗型シェアショップ「わくわく広場」の店舗数拡大と、登録生産者数の増加を重要指標として注視しており、これらを連動させることで流通総額を押し上げる方針です。商品構成では弁当・惣菜・パンが約31%、青果が約29%、加工品が約28%と分散しており、単一商材依存を避けて安定的に売上を確保することを狙っています。

重点投資分野として同社は出店と人材の強化に注力しています。出店面では地域ドミナント戦略と未出店エリアへの積極出店を組み合わせ、モール型中心(約8割)に加えてコストの低い小規模店舗の展開も進めます。生産者獲得では専任部署を設け、全国の農家や加工業者に対する継続的なアプローチと募集活動を強化し、出品しやすい物流手段や精緻な販売情報の提供で魅力を高めていきます。差別化には「他では買えない商品」を揃えるデスティネーション化と、陳列期間を明示して鮮度を保つ運営による安心感の提供を掲げています。

新市場開拓では、既存のローカルサプライチェーンを活用することで未出店地域への低コスト出店を可能にし、将来的なドミナント化を見据えたエリア拡大を進めています。出店候補物件の評価プロセスや出店後の運営手順を整備し、出店効率を高めるとともに、出店が難しかった地域でも商品構成や生産者開拓の柔軟化で事業成立を図ります。また、自然災害時のリスク分散として宅配便や同社運営の物流センターを活用し、被害の少ない地域からの出品で供給を補う仕組みを整えています。

技術革新への取り組みとして同社は自社開発の情報システムを強化し、生産者がスマートフォンやパソコンでリアルタイムに「いつ・何が・いくつ・いくらで」売れたかを確認できる環境を提供しています。これにより生産者の出品判断を促し、商品数と商品魅力の向上を狙います。加えて物流改革による鮮度向上や一部地域での物流センター運営、食品ロス削減のための自治体・NPO連携など、ITと物流を組み合わせた投資でプラットフォーム価値の向上を目指しています。