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リベロ (9245) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
リベロは、「困った困ったを、良かった良かったに。」という経営理念のもと、新生活における様々な課題を解決する「新生活サービスプラットフォーム」を運営しています。同社の主力事業は、お部屋探しから引越し、電気・ガス・ネット回線などの手続きまで、転居に関わる幅広いサポートを一元的に提供する移転者サポート事業です。個人の新生活だけでなく、企業の転勤業務や不動産会社の顧客サービス向上まで、新生活に関わる全ての関係者の「困った」を解決することで収益を上げています。
同社の主要な顧客は不動産会社、法人企業、引越会社の3つに分かれています。不動産会社向けには「新生活ラクっとNAVI」で1,491社が登録し、法人企業向けには「社宅ラクっとNAVI」で4,016社が登録しています。収益は、電気・ガス・ネット回線事業者や引越会社からの成果報酬が中心で、同社がマッチングした顧客の契約成立時に手数料を受け取る仕組みです。加えて、社宅管理の月額500円といった定額サービスや、企業の広告収入も収益源となっています。
同社のサービスは大きく3つの柱で構成されています。第一に不動産会社向けの「新生活ラクっとNAVI」では、賃貸契約者に引越しや各種手続きのサポートを提供します。第二に法人企業向けの「社宅ラクっとNAVI」では、転勤社宅管理から福利厚生型の「ベネフィット社宅」、家賃割引の「ヘヤワリ」まで多様なメニューを展開しています。第三に引越会社向けの「HAKOPLA」では、引越案件のマッチングから業務システム、段ボール広告まで、引越事業者の業務効率化とコスト削減を支援するプラットフォームを提供しています。
経営方針
リベロは2025年12月期において、売上高43億6,448万円(前年比21.7%増)、営業利益7億6,030万円(前年比67.0%増)という堅調な業績を達成し、さらなる成長を目指しています。同社は新生活サービスプラットフォームの拡大を通じて、転貸戸数を5万4,459戸(前年比22.0%増)、法人企業登録数を4,016社(前年比8.2%増)まで拡大させました。今後も顧客基盤の継続的な拡充と、不動産事業者や引越事業者などのパートナー企業との関係強化により、持続的な成長を図る方針です。
同社の重点投資分野は、技術革新とデータ活用による既存サービスの高度化です。最高技術責任者(CTO)職を新設してエンジニア組織を拡充し、生成AIやビッグデータを活用したサービス改善に取り組んでいます。また、引越業界の課題解決に向けた「引越業界の未来をつくる会」や不動産業界向けの「社宅推進プロジェクト」を主導し、業界全体のデジタル化と効率化を推進しています。これらの取り組みにより、他社が真似できない参入障壁の高いプラットフォームを構築しています。
新市場開拓では、従来の転勤社宅に加えて個人向け福利厚生サービスの展開を強化しています。最大2年間の家賃割引サービス「ヘヤワリ」や、外国人就労支援サービスなど、働き方の多様化に対応した新商材を投入しています。さらに、クラウド賃貸契約サービスの個人顧客への展開や、企業の人材確保支援など、従来の新生活支援から事業領域を拡大し、より幅広い社会課題の解決を目指しています。
技術面では、引越しワンストップサービスの実証実験への参加や、クラウド賃貸契約の電子化推進など、政府や民間企業と連携したデジタル化を積極的に進めています。同社独自のプラットフォームシステムにより、全国の引越事業者間での案件マッチングや幹線便の最適活用を実現し、引越し難民問題の解決に貢献しています。データベースを活用した新商材開発にも注力しており、火災保険サービスや家具家電レンタル、人材マッチングなど、新生活関連の幅広い分野でサービス拡充を図っています。