GENDAJP:9166

時価総額
¥1709.9億
PER
44.4倍
アミューズメント施設の開発・運営、オンラインクレーンゲームアプリの提供、アミューズメントマシンのレンタル、セールスプロモーション、景品及びアミューズメントマシン販売、キャラクターライセンス事業を展開。

沿革

2018-05アミューズメントマシンレンタルを行うことを目的として、東京都千代田区九段南において株式会社ミダスエンターテイメント(現・株式会社GENDA)を設立
2018-06セールスプロモーション事業の取り込みを目的として、株式会社エスピーエスエス(現・連結子会社)の全株式を取得
2018-11東京都千代田区平河町に本社を移転
2019-06中国におけるアミューズメントマシンレンタルを行うことを目的として、中華人民共和国広東省広州市に当該事業を行う伍彩匯業(広州)貿易有限公司(現・連結子会社)を設立(出資当時の出資比率59%)
2019-07子供向けアミューズメント施設運営を行うことを目的として、米国テキサス州ダラスに当該事業を行うKiddleton, Inc.(現・連結子会社)を設立
2019-08日本におけるオンラインクレーンゲーム『LIFTる。』のサービスを開始
2019-09Kiddleton, Inc.について、株式会社ラウンドワンと共同出資(出資当時の出資比率50%)の合弁契約を締結
2020-09株式会社ミダスエンターテイメントから株式会社GENDAに社名変更
2020-12株式会社セガ エンタテインメントの株式のうち85.1%を株式会社セガグループ(現・株式会社セガ)より取得し、株式会社GENDA SEGA Entertainment(現・連結子会社)(現・株式会社GENDA GiGO Entertainment)に社名変更
2021-03Kiddleton, Inc.がENTERRIUM LLCを設立(出資当時の出資比率100%)
2021-04東京都大田区大森本町に本社を移転
ENTERRIUM LLCがNAMCO USA INC.より米国イリノイ州の複合エンターテイメント施設『PAC-MAN ENTERTAINMENT』を事業譲受、新屋号『ENTERRIUM』としてサービス開始
2021-05純粋持株会社制へ移行するため、株式会社GENDAが手掛ける事業の譲受先として株式会社GENDA Games(現・連結子会社)を設立(出資当時の出資比率100%)
2021-08株式会社GENDA Gamesが株式会社GENDAよりオンラインクレーンゲーム運営及びアミューズメントマシンレンタルを吸収分割
株式会社GENDAを純粋持株会社体制へ移行
キャラクターライセンス事業を行うことを目的として、株式会社フクヤホールディングスと共同出資(出資当時の出資比率51%)により、株式会社トーキョー キャラクター メーカーズ(現・連結子会社)を設立
2021-09台湾でのアミューズメント施設運営を行うことを目的として、株式会社GENDA SEGA Entertainment(現・株式会社GENDA GiGO Entertainment)が台灣聚思怡股份有限公司(現・連結子会社)(現・台灣奇恭股份有限公司)を設立(出資当時の出資比率100%)
2021-10エンターテイメント分野における連携を深めることを目的として、株式会社ダイナモアミューズメント(現・連結子会社)と資本提携(出資当時の出資比率20.8%)
2021-12台灣聚思怡股份有限公司(現・台灣奇恭股份有限公司)がSEGA AMUSEMENTS TAIWAN LTD.より台湾におけるアミューズメント施設運営事業を譲受
2022-01株式会社GENDA SEGA Entertainmentが株式会社セガより自社株式14.9%を取得し、株式会社GENDAの100%子会社となる。同時に社名を株式会社GENDA GiGO Entertainmentに変更
アミューズメント施設運営の規模拡大を目的として、株式会社GENDA GiGO Entertainmentが株式会社宝島の株式を100%取得
2022-05株式会社GENDA GiGO Entertainmentが株式会社宝島を吸収合併
2022-06株式会社GENDA、株式会社ハシラス及び株式会社ダイナモアミューズメントとの三社間資本提携(株式会社ハシラスに対する出資当時の出資比率12.5%)
2022-08映画館事業を行うことを目的として、株式会社GENDA GiGO Entertainmentが株式会社ディノスシネマを設立(出資当時の出資比率100%)
2022-09東京都港区東新橋に本社を移転
2022-10アミューズメント施設運営の規模拡大を目的として、株式会社GENDA GiGO Entertainmentが株式会社スガイディノスよりゲームセンター事業及びボウリング事業を譲受
2023-07東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2023-09株式会社GENDA GiGO Entertainmentが、ワスド株式会社が提供する「デジちゃいむ」サービスの資産譲受
Kiddleton, Inc.について、株式会社ラウンドワンとの合弁契約を解消し、株式会社ラウンドワンが保有するKiddleton, Inc.の全株式を取得
コンテンツ&プロモーション領域の拡大を目的として、VR アトラクション等の「体験型コンテンツ」の企画・制作・販売を行う株式会社ダイナモアミューズメントの全株式を取得
株式会社GENDA GiGO Entertainmentが東京都豊島区東池袋に「GiGO総本店」をオープン
2023-10アミューズメント領域の規模拡大を目的として、株式会社GENDA GiGO Entertainmentが株式会社アムジーの運営するアミューズメント施設「MAXIM HERO」のアミューズメントマシン等の固定資産等を取得し、「GiGO札幌駅西口」としてオープン
フード&ビバレッジ分野での事業拡大を目的として、株式会社レモネード・レモニカの株式のうち66.0%を取得
キャラクターMD領域の事業拡大を目的として、プライズ(景品)の卸売事業を展開する株式会社アレスカンパニーの全株式を取得
2023-11株式会社GENDA GiGO Entertainmentの子会社である台灣聚思怡股份有限公司を台灣奇恭股份有限公司へ社名変更
コンテンツ&プロモーション領域の事業拡大を目的として、映画配給事業を行うギャガ株式会社の株式のうち78.05%を取得
株式会社GENDA Gamesがグローバル・ソリューションズ株式会社より「ミニロケ」(店舗スタッフが常駐しないゲームコーナー)117箇所(公表日時点の箇所数)のアミューズメントマシン等の固定資産等を取得
フード&ビバレッジ領域での事業拡大を目的とし、日本ポップコーン株式会社の完全親会社であるINP合同会社の全持分取得
2023-12アミューズメント領域の規模拡大を目的として、伍彩匯業(広州)貿易有限公司が広州可酷動漫科技有限公司からアミューズメント施設1店舗の経営に関する権利を取得
コンテンツ&プロモーション領域の強化を目的として、当社が保有する株式会社エスピーエスエスの全株式をギャガ株式会社に譲渡し、ギャガ株式会社が株式会社エスピーエスエスを完全子会社化
アミューズメント領域の規模拡大を目的として、株式会社GENDA GiGO Entertainmentが株式会社ワイ・ケーコーポレーションよりアミューズメント施設運営事業を吸収分割
株式会社レモネード・レモニカが英国のPino Pino Zaurus Limited(現・LEMONADE LEMONICA UK LIMITED)の全株式を取得
2024-01キャラクターMD領域の拡大を目的として、プライズ(景品)の企画や販売事業等を展開する、国内外4つの子会社を保有する持株会社である株式会社フクヤホールディングスの全株式を取得
キャラクターMD領域の強化を目的として、株式会社トーキョー キャラクター メーカーズの株式のうち、当社保有分を株式会社フクヤホールディングスに譲渡し、株式会社フクヤホールディングスが株式会社トーキョー キャラクター メーカーズを完全子会社化
キャラクターMD領域の強化を目的として、株式会社フクヤが株式会社エスピーエスエスのプライズ事業を譲受
伍彩匯業(広州)貿易有限公司の株式のうち株式会社フクヤホールディングスの持分である11.0%を当社が取得(取得後持分91.75%)

事業内容

GENDA株式会社とそのグループ企業は、エンターテイメント業界において幅広い事業を展開しています。同社の主力事業は、国内外でのアミューズメント施設の開発及び運営であり、これにはプライズゲーム機、ビデオゲーム機、メダルゲーム機、音楽ゲーム機などが含まれます。GENDA GiGO Entertainmentを中心に、日本全国で246店舗、台湾で4店舗を運営しており、米国においてもKiddleton, Inc.を通じて施設運営を行っています。

また、同社はオンラインクレーンゲーム「GiGO ONLINE CRANE」、「LIFTる。」、「オタクレ」を提供し、3,000種類を超える景品を展開しています。これらのサービスは、アミューズメント施設のプライズゲームに使われる景品を中心に、家電や食品などユニークな景品も取り扱っており、幅広い顧客層の獲得を目指しています。

さらに、GENDA Games及び伍彩匯業(広州)貿易有限公司は、アミューズメントマシンのレンタルサービスを提供しており、アミューズメント施設運営企業に対して初期費用負担から解放される機会を提供しています。このサービスは、アミューズメント施設運営企業、アミューズメントマシンメーカー、そして来店するお客様にとってメリットがあるビジネスモデルとされています。

その他、株式会社エスピーエスエスではセールスプロモーションや景品開発、映画館向け広告代理店業務を、伍彩匯業(広州)貿易有限公司では景品及びアミューズメントマシンの販売も手掛けています。株式会社トーキョー キャラクター メーカーズでは、IPの企画・開発、キャラクターデザインの販売及び権利管理、映画及びアニメへの出資を行っています。

GENDAグループは、アミューズメント施設運営を核としつつ、オンラインクレーンゲーム運営、アミューズメントマシンレンタル、セールスプロモーションなど多岐にわたる事業を展開し、エンターテイメント業界における顧客満足度の向上と事業規模の拡大を目指しています。

経営方針

GENDA株式会社は、エンターテイメント業界において多角的な事業展開を行っており、その成長戦略は「世界中の人々の人生をより楽しく」することを大志として掲げています。同社は、グローバルなエンターテイメントのネットワーク構築を通じて、世界中に「楽しさの総量」を増やすことを目指しています。

成長戦略の柱として、M&Aを通じた「連続的な非連続な成長」を定めており、これにより経営資源の獲得、事業成長、新規事業参入を迅速に実現することを目標としています。M&Aの推進体制として、エンターテイメント企業経営、ファイナンス及びM&A、テクノロジーの3領域における経験豊富なチームを編成し、効果的な実行を実現しています。また、M&A後の統合プロセスであるPMIにより、グループ内でのシナジーを創出し、グループ全体の事業成長を加速させています。

さらに、同社は安定したキャッシュフローの確保、M&A、海外展開の強化、人材・組織の強化、顧客の嗜好・動向の把握など、事業上及び財務上の主要課題に取り組んでいます。特に、海外市場への展開を強化し、成長が見込める地域への進出を検討しています。

GENDAグループは、アミューズメント施設運営を核に、オンラインクレーンゲーム運営、アミューズメントマシンレンタル、セールスプロモーションなど、多岐にわたる事業を展開し、エンターテイメント業界における顧客満足度の向上と事業規模の拡大を目指しています。