トライトJP:9164

時価総額
¥428億
PER
8.7倍
介護・看護・保育領域を中心に、人材紹介・人材派遣、ICTサービス、データ活用サービスを展開。建設業界向け人材サービスも提供。

沿革

2004-11株式会社TS工建を設立(東大阪市)
2006-12医療WORKER(現看護師ワーカー)サイトオープン
2012-11薬剤師WORKERサイトオープン
2013-02PTOTST WORKER(現PTOTSTワーカー)サイトオープン
2013-10ドクターズWORKER(現ドクターズワーカー)サイトオープン
2013-12カイゴWORKER(現介護ワーカー)サイトオープン
2014-02医療業界・介護業界の人材紹介事業を目的として、株式会社ティスメを設立
建設業界・医療業界・介護業界の特化型人材派遣・紹介のWebサイト運営を目的としてメディアメイド株式会社を設立
2016-01株式会社ティスWAYを設立し、同社は株式移転により株式会社ティスメの株式を取得して子会社化
2016-05保育士WORKER(現保育士ワーカー)・デンタルWORKER(現デンタルワーカー)サイトオープン
2017-04栄養士WORKER(現栄養士ワーカー)サイトオープン
2018-12メディアメイド株式会社の株式を取得し子会社化
株式会社ティスメが株式会社TS工建の株式を取得し子会社化
2019-02JSPC2株式会社設立(東京都港区)(現株式会社トライト、当社)
2019-06株式会社ティスWAYを存続会社としてメディアメイド株式会社を吸収合併し、商号をメディアメイド株式会社に変更
2020-02カイゴWORKERカレッジ(現介護ワーカーカレッジ)開校
2020-09グループガバナンス体制の強化及びグループ内各社の役割明確化を図るため、株式会社TS工建の医療・福祉人材紹介事業を、株式会社ティスメに移管
2020-11メディアメイド株式会社の商号を株式会社トライトに変更。同時に株式会社ティスメの商号を株式会社トライトキャリア、株式会社TS工建の商号を株式会社トライトエンジニアリングに変更。株式会社トライトを親会社とする旧当社グループを形成
2021-08株式会社HAB&Co.の全株式を取得し子会社化
2021-12当社を存続会社とする株式会社トライト(旧トライト)の吸収合併の実施。同時に、商号を株式会社トライトに変更
2022-01株式会社ウェルクスの全株式を取得し子会社化
2022-07株式会社トライトキャリアを存続会社、株式会社ウェルクスを消滅会社とする吸収合併を実施
2023-02ダイレクト・リクルーティング型採用支援サービスを開始
2023-06株式会社bright vieの全株式を取得し子会社化
2023-07東京証券取引所グロース市場に株式を上場

事業内容

トライトグループは、超高齢社会の進展や女性の社会進出などの社会構造の変化を背景に、2006年以降、介護・看護・保育領域を中心とした医療福祉分野の人材事業を積極的に拡大してきました。同社は、効率的な登録求職者の獲得やその蓄積されたデータベース、採用意欲の高い法人顧客(施設)の獲得、事業を通じて蓄積された業界知見、卓越した営業戦略と組織、モチベーションの高い若手人材などを強みとして急成長を遂げています。2018年12月期から2022年12月期までの4年間で、連結売上収益の年平均成長率は20%以上を記録し、2022年12月期の連結営業利益率は13.5%に達しました。

トライトグループは、医療福祉業界向けに人材紹介・人材派遣サービス、介護施設向けICTサービス等を提供しており、非医療福祉分野では建設人材紹介、建設人材派遣サービスを展開しています。同社は、医療福祉業界の代表企業として、人材ソリューション、ICTソリューション、データ活用などの複合的なサービスを提供し、医療福祉業界が直面する社会課題の解決に貢献しています。

また、トライトグループは、ダイレクト・リクルーティング型採用支援サービスや介護施設へのICT人材派遣、ICT商材の販売など、新サービスの導入を通じて新たな市場への展開も進めています。これらの取り組みは、同社が持続的な成長を続けるための基盤をさらに強化しています。

トライトグループは、医療福祉事業と非医療福祉事業の二つのセグメントで事業を展開しており、医療福祉事業では介護・看護・保育領域に特化した人材サービスを提供し、非医療福祉事業では建設業界向けの人材サービスを提供しています。これらの事業を通じて、同社は医療福祉業界の社会課題の解決に貢献し、人々が幸せに暮らせる社会の実現を目指しています。

経営方針

トライトグループは、医療福祉業界が直面する社会課題の解決を使命とし、人々が幸せに暮らせる社会の実現を目指しています。同社は、人材事業で培った経験・ノウハウ・強みを活かし、幅広いサービス及びソリューションを提供することで、医療福祉業界の従事者にとって充実した職場環境づくりを推進しています。また、医療福祉施設の経営効率化を支援するために、ICT及びDXを活用した取り組みも行っています。

トライトグループは、経営上の目標達成のために、売上収益、調整後EBITDA、調整後営業利益などの客観的な経営指標を重視しています。また、既存事業の成長加速、新規事業のインキュベーション、企業買収などの積極的な成長投資と、財務健全性の維持・向上を両立することを目指しています。

中期経営計画では、人材ソリューション、ICTソリューション、データ活用などの複合的なサービス提供を通じて、連結売上収益、調整後EBITDA、調整後当期利益の成長を目指しています。具体的な施策としては、CA型人材紹介サービス事業のさらなる成長加速、DR型採用支援サービスの一体提供による成長拡大、ICTソリューション事業への取り組み、非医療福祉事業の持続的な成長、継続的な成長投資に向けた潤沢なキャッシュ・フローの創出、サステナビリティへの取り組みなどが挙げられます。

これらの取り組みを通じて、トライトグループは医療福祉業界の構造的な人材不足の解消、医療福祉施設の経営効率化、医療福祉業界におけるDX推進など、業界が抱える課題の解決に貢献し、持続可能な成長を目指しています。