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アドバンスクリエイト【JP:8798】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
アドバンスクリエイトは、保険の比較・販売を中心にしたプラットフォーム事業を展開している会社です。同社は自社ブランド「保険市場」を軸に、ウェブ中心の集客と本社のコンタクトセンター、都市部の対面型相談窓口を組み合わせて、利用者が簡単に保険を比較・契約できる環境をつくっています。
主要な顧客は保険を購入する個人と保険会社、提携代理店であり、収益は保険会社からの代理手数料や契約に応じたボーナスが中心です。同社はさらに、保険会社によるマーケティング費負担やサイト広告収入、クラウド型のプラットフォーム提供によるASP収入、加えて子会社を通じた再保険料など複数の収入源を持っています。
事業は大きく保険代理店事業、ASP(クラウド)事業、メディア/メディアレップ事業、再保険事業に分かれます。代理店事業では通信販売や対面販売、ネット完結型の募集を行い、ASP事業では保険契約の流れを一括管理できる共通プラットフォームを提供しています。メディア系では「保険市場」の広告枠や広告運用を手がけ、再保険事業では獲得した契約を基に再保険を受け入れる仕組みを運用しています。
経営方針
同社は成長と財務の安定を両立させることを最優先に据え、自己資本利益率(ROE)20%以上、売上高経常利益率20%以上、配当性向50%以上、自己資本比率80%以上を目標としています。過年度の会計処理の見直しで発生した債務超過を受け、2025年9月に第三者割当で約70億円を調達して債務超過を解消しており、同社はこれらの数値目標達成を通じて収益性と安全性を回復・維持することを目指しています。
重点投資分野は保険代理店事業を軸としたプラットフォーム強化で、ウェブマーケティングやスマートフォン、SNS対応の強化に多くの資源を割いています。差別化戦略としては自社ブランド「保険市場」と共通プラットフォーム「ACP」を活用し、保険会社や協業代理店に対して契約管理やマーケティング基盤を提供する点を掲げています。これにより代理店手数料に加えて、プラットフォーム提供による定額のストック収入を確保する方針です。
同社は新市場開拓と事業拡大では、取扱保険会社・商品ラインナップの拡充と協業代理店との連携強化を進めています。対面ではコンサルティングプラザ「保険市場」の機能を充実させる一方、オンライン面談を軸にしたOMO戦略で地域を問わない顧客接点を拡大する計画です。さらにACPを外部に提供することでサブスクリプション型の収入基盤を拡大し、メディアや再保険を含めた「総合保険事業」の営業基盤を広げることを目指しています。
技術革新への取り組みとしては、ACPの機能拡充に加え、アバターや生成AIなどを活用したオンライン面談の高度化を進めています。加えて、コンプライアンス強化や情報セキュリティ、内部監査体制の整備・研修強化に投資し、会計上の問題の再発防止と信頼回復を図る具体策を実行中です。これらにより顧客の利便性向上と業務効率化、安定した収益構造の構築を同社は目指しています。