あかつき本社JP:8737

時価総額
¥185.5億
PER
6倍
証券関連事業では有価証券の売買や投資助言、不動産関連事業では中古不動産のリノベーションや高齢者向け住宅事業を展開。

事業内容

あかつき本社は、持株会社としてグループ全体の投資戦略を立案し、資源配分の意思決定を行っています。同社は、子会社16社と関連会社2社を通じて、証券関連事業と不動産関連事業を展開しています。

証券関連事業では、有価証券の売買やその委託の媒介、引受け、売出しの取り扱いを行っています。また、証券取引を中心とした投資助言代理業や投資運用業も手がけています。これにより、投資家に対する多様な金融サービスを提供しています。

不動産関連事業では、中古不動産の再生やリノベーション、高齢者向け住宅事業に関するアセットマネジメントを行っています。また、不動産取引を中心とした投資助言代理業、投資運用業、トランクルームの運営も行っています。これにより、幅広い不動産サービスを提供しています。

あかつき本社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令に基づく特定上場会社に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準は連結ベースで判断されます。証券関連事業と不動産関連事業の区分は、連結財務諸表のセグメント区分と同一です。

経営方針

あかつき本社は、持株会社としてグループ全体の成長戦略を推進しています。証券関連事業では、AIやフィンテックを活用した新たなサービスを展開し、顧客資産の拡大を目指しています。特に、金融商品仲介業者(IFA)ビジネスの拡大に注力し、富裕層顧客を持つ仲介業者との契約を進めています。

不動産関連事業では、中古マンションのリノベーション事業を首都圏から近畿エリアへと拡大しています。リノベーションマンションの需要増加を背景に、賃貸中物件の取得を積極的に進め、設計施工能力の向上にも取り組んでいます。資金調達では、金融機関や社債の発行を中心に、自己資本も活用し財務バランスを図っています。

さらに、あかつき本社は高齢者向け施設の開発を進めるため、ファンドスキームを活用しています。不動産価格の高止まりや建設資材価格の上昇に対応しつつ、介護施設の供給不足を解消するための投資を継続しています。地域性や施設のタイプを精査し、社会貢献を重視した投資を行っています。

トランクルーム事業では、新規出店や稼働率の向上、事業運営の効率化に注力しています。あかつき本社は、資金調達と資産配分を通じてグループ全体の成長を図り、新規事業の企画推進や事業撤退の判断を行う経営企画機能を強化しています。高度な計数管理・企画能力を持つ人材の育成が、今後の成長に不可欠と考えています。