信金中央金庫JP:8421

時価総額
¥3.99兆
PER
128.7倍
信金中央金庫グループは、預金、融資、信託等の金融業務に加え、証券、地域商社、海外支援、消費者信用保証、投資運用、M&A仲介、データ処理受託等を手掛ける。

沿革

1950-05全国信用協同組合連合会設立
1951-11全国信用金庫連合会へ組織変更
1960-08全国信用不動産株式会社設立
1985-02株式会社しんきん情報システムセンター設立
1990-10全信連インターナショナル株式会社設立
(現 信金インターナショナル株式会社)
1990-12全信連ビジネスサービス株式会社設立(現 信金中金ビジネス株式会社)
1994-02株式会社しんきん信託銀行設立
1996-09しんきん証券株式会社設立
1999-03全国信用不動産株式会社の株式譲渡により非連結子会社化
2000-10信金中央金庫に名称変更
2000-12優先出資を東京証券取引所に上場
2001-06信金キャピタル株式会社設立
2002-11信金ギャランティ株式会社設立
2009-09全国信用不動産株式会社の株式買取により連結子会社化
(同社の100%子会社である信金パートナーズ株式会社を連結子会社化)
2009-11信金中金ビジネス株式会社が全国信用不動産株式会社を吸収合併
2011-10信金中金ビジネス株式会社が信金パートナーズ株式会社を吸収合併
2017-09株式会社しんきん信託銀行が三菱UFJ信託銀行株式会社に吸収合併され解散
2021-02信金シンガポール株式会社設立
2021-07しんきん地域創生ネットワーク株式会社設立

事業内容

信金中央金庫グループは、信金中央金庫を中心に、連結子会社9社から成る金融サービスグループです。同社は、個別金融機関としての役割に加え、信用金庫の中央金融機関としても機能しています。主な事業内容としては、預金業務、債券(金融債)業務、融資業務、市場運用業務、トレーディング業務、決済業務、信託業務などがあります。これらのサービスを通じて、信用金庫業界の信用秩序の維持に努めています。

また、信金中央金庫グループは、証券業務、地域商社業務、海外ビジネス支援業務、消費者信用保証業務、投資運用業務、投資・M&A仲介業務、データ処理の受託業務など、多岐にわたる金融サービスを提供しています。これらの事業を通じて、同社グループは、顧客の多様なニーズに応えるための幅広いサービスを展開しています。

信金中央金庫グループの事業は、信用金庫の各種業務の機能補完や、信用金庫経営力強化制度等の業界独自のセーフティネットの運営を含む、信用金庫業界全体の支援にも注力しています。これにより、同社グループは、信用金庫業界の発展と安定に貢献していると言えます。

経営方針

信金中央金庫は、信用金庫業界の中央金融機関として、信用金庫の経営基盤強化や業務機能の補完、信用力の維持・向上に努めると共に、地域経済の発展と活性化に貢献することを経営理念としています。同社は、2022年度から2024年度までの中期経営計画「SCBストラテジー2022」を策定し、地域の課題解決、信用金庫の収益力・リスク対応力の強化、持続的かつ効率的な業務運営態勢の構築、財務基盤の強化を四つの主要戦略として掲げています。

特に、地域社会や中小企業が直面する課題に対応するため、デジタル化の推進や環境問題への取り組みを重視しています。これには、信金中央金庫グループ環境方針に基づく「しんきんグリーンプロジェクト」の推進も含まれ、環境問題解決に向けた取り組みを強化しています。

また、同社は、信用金庫業界の競争力を高めるために、人財、ネットワーク、デジタルを三つの軸とした変革を進めており、「2030年までに目指す姿」の実現を目指しています。これらの取り組みを通じて、信金中央金庫は、信用金庫と協働しながら、地域経済の持続的な発展に貢献し、社会一般から高く評価される金融機関を目指しています。

信金中央金庫グループは、預金業務や融資業務などの基本的な金融サービスに加え、証券業務や地域商社業務など多岐にわたるサービスを提供しており、信用金庫業界全体の支援にも注力しています。これにより、同社グループは、顧客の多様なニーズに応えるとともに、信用金庫業界の発展と安定に貢献しています。