- 日本企業
- みずほフィナンシャルグループ
みずほフィナンシャルグループJP:8411
事業内容
みずほフィナンシャルグループは、銀行持株会社として、銀行、証券、信託などの金融サービスを提供しています。具体的には、みずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券などの子会社を通じて、幅広い金融商品やサービスを展開しています。
同社は、銀行業務を中心に、信託業務や証券業務を行っています。銀行業務では、個人や法人向けの預金、融資、為替取引などを提供し、信託業務では資産管理や不動産関連サービスを展開しています。証券業務では、株式や債券の売買、資産運用サービスを提供しています。
また、みずほフィナンシャルグループは、2026年4月を目処に、みずほ銀行とみずほリサーチ&テクノロジーズの統合を検討しています。この統合により、銀行機能に加え、リサーチ、コンサルティング、IT、技術開発を一体化し、より付加価値の高いサービスを提供することを目指しています。
さらに、同社は、グローバルな展開も進めており、海外の関連会社を通じて国際的な金融サービスを提供しています。これにより、国内外の顧客に対して多様な金融ニーズに応える体制を整えています。
経営方針
みずほフィナンシャルグループは、2023年から2025年にかけての中期経営計画を策定し、サステナビリティを軸にした事業展開を推進しています。この計画では、経営資源を最大限に活用し、顧客や社会と共に持続的な成長を目指しています。特に、資産所得の倍増や顧客利便性の向上、日本企業の競争力強化に注力しています。
同社は、重点取り組み領域として、資産運用や資産承継のニーズを取り込むためのコンサルティング人材の強化を進めています。また、デジタル、リモート、リアルの三位一体での利便性向上を図り、顧客基盤の拡大を目指しています。さらに、サステナビリティ対応を軸にした事業構造転換支援を通じて、日本企業の国際競争力を高めることに貢献しています。
みずほフィナンシャルグループは、成長を支える経営基盤の強化にも取り組んでいます。企業風土の変革や人的資本の強化、DX推進力の強化を通じて、社員と顧客のエンゲージメントを向上させています。また、IT改革を推進し、安定的な業務運営を実現するためのシステム障害防止やサイバーセキュリティの強化にも注力しています。
同社は、グローバル展開を進め、米州やアジアへの経営資源を積極的に投入しています。特に、米州ではCIBモデルを深化させ、アジアでは地域の成長を取り込むための事業展開を行っています。これにより、国際的な金融サービスを提供し、国内外の顧客の多様なニーズに応える体制を整えています。