阿波銀行JP:8388

時価総額
¥1566億
PER
10.5倍
銀行業を中心に、リース業、信用保証、クレジットカード、経営コンサルティング、ECモール運営、投資事業など多岐にわたる金融サービス。

事業内容

阿波銀行グループは、阿波銀行を中心に、連結子会社7社、非連結子会社3社、関連会社2社で構成されています。主に銀行業務を中心に、リース業務などの金融サービスを提供しています。銀行業務では、預金、貸出、有価証券投資、内国為替、外国為替、公共債、投資信託、保険の販売、金融商品仲介、信託業務などを行い、地域の顧客に幅広い金融商品とサービスを提供しています。

阿波銀行の連結子会社には、阿波銀保証株式会社が信用保証業務を、阿波銀カード株式会社がクレジットカード業務を、阿波銀コンサルティング株式会社が経営コンサルティング業務を行っています。また、阿波銀コネクト株式会社はECモール運営業務を、阿波銀キャピタル株式会社は投資事業有限責任組合の組成・運営業務を担当しています。さらに、あわぎん成長企業投資事業有限責任組合は成長企業への投資業務を行っています。

リース業務については、連結子会社の阿波銀リース株式会社が担当しています。このように、阿波銀行グループは多様な金融サービスを提供し、地域経済の発展に貢献しています。その他、非連結子会社や関連会社を通じて、6次産業化投資、事業承継投資、未来創造投資などの分野でも活動しています。

経営方針

阿波銀行は、地域金融機関としての役割を果たしつつ、持続可能な成長を目指しています。同社は「堅実経営」を基盤に、信用重視、地域貢献、顧客第一、人材育成、進取の精神を経営方針に掲げています。これにより、地域社会と顧客の持続的な発展を支援し、世代を超えた長期的な取引を重視する「永代取引」を推進しています。

阿波銀行の中期経営計画「Growing beyond 130th」は、地域経済の発展、長寿化社会への対応、人材育成、気候変動への対応を重要課題としています。この計画は、永代取引の進化、持続可能な地域社会の実現、活力ある組織の構築、経営基盤の強化を基本戦略とし、3年ごとに見直しを行うローリング方式を採用しています。

同社は、顧客満足の創造、人的資本経営、デジタルトランスフォーメーション(DX)を起点としたイノベーション推進、事業領域の拡大を重点テーマとしています。これにより、企業価値の向上を図り、地域社会の持続可能な発展に寄与することを目指しています。また、ESG投融資の拡大や女性活躍推進など、社会的責任を果たす取り組みも進めています。