東邦銀行JP:8346

時価総額
¥1201.9億
PER
12.8倍
銀行業、証券業、リース業、信用保証業、事業承継・M&A相談、クレジットカード業務、システム開発、印刷・製本業務、企業投資業務。

事業内容

東邦銀行は、銀行業を中心に多様な金融サービスを提供しています。主な事業セグメントとして、銀行業、証券業、リース業、信用保証業があります。これらの事業は、地域に密着した営業活動を通じて、顧客に幅広い金融サービスを提供しています。

銀行業では、東邦銀行の本支店および出張所で預金業務、貸出業務、為替業務などを行っています。これにより、地域社会の金融ニーズに応え、経済活動を支えています。証券業は、とうほう証券株式会社が担当し、証券取引を通じて投資家にサービスを提供しています。

リース業は、東邦リース株式会社が物品のリースや割賦販売を行っています。これにより、企業や個人の資産運用をサポートしています。信用保証業は、東邦信用保証株式会社が金融関連業務としての信用保証を提供し、顧客の資金調達を支援しています。

その他の関連会社として、東邦コンサルティングパートナーズが事業承継やM&Aの相談業務を行っています。また、東邦カードと東邦クレジットサービスはクレジットカード業務と保証業務を提供しています。これにより、顧客の多様なニーズに応えています。

東邦情報システム株式会社は、銀行情報系システムの企画・開発を行い、システム開発の外部受託も手がけています。とうほうスマイルは帳票の印刷・製本業務を行い、金融サービスのバックオフィスを支えています。これらの事業を通じて、東邦銀行グループは地域社会に貢献しています。

経営方針

東邦銀行は、地域社会に貢献することを目的に、長期経営計画「TX PLAN 2030」を掲げています。この計画は、2024年4月から2030年3月までの6年間を対象とし、「地域・お客さまとの価値共創」と「同社グループの成長戦略」を基本方針としています。

同社は、地域経済の持続的成長を目指し、サステナブルファイナンスの拡大や総合コンサルティングを通じて、地域の企業価値や資産価値を高めることに注力しています。また、成長投資や人的資本投資を積極的に行い、営業体制の変革やアライアンスの強化を通じて、グループ全体の収益拡大を図っています。

「TX PLAN 2030」では、2026年度にコア業務純益190億円、当期純利益105億円、ROE5.0%を目標とし、2029年度にはさらに高い目標を設定しています。これにより、同社は地域社会の持続的成長と企業価値の向上を実現しようとしています。

同社は、地域の人材不足や脱炭素化支援、金融コンサルティングの高度化など、10の重要課題に取り組んでいます。特に、地域のデジタル化と人材関連事業を推進するために「東邦ITヒューマンソリューションズ」を設立し、地域の課題解決に貢献しています。

東邦銀行は、地域経済の活性化を目指し、創業支援や中小企業の本業支援を強化しています。これにより、地域のイノベーションを促進し、持続可能な成長を支えることを目指しています。