ラピーヌJP:8143

時価総額
¥6.1億
PER
-1.6倍
婦人服及び服飾雑貨の企画・製造・販売を行い、ベルラピカによる小売事業とラピーヌ夢ファームによる水耕栽培と障害者福祉サービス事業を展開。

事業内容

ラピーヌは、婦人服および服飾雑貨の企画、製造、販売を主な事業としています。同社は、直営の富士服飾研究所での製造や国内の協力工場への委託を通じて製品を生産しています。また、一部の製品は国内外から仕入れています。販売は東京、大阪の営業拠点を中心に、全国の専門店や百貨店に卸売りし、直営店舗やECサイトでも小売りを行っています。

ラピーヌの連結子会社であるベルラピカは、婦人服および服飾雑貨の小売事業を展開しています。ベルラピカは、ラピーヌ製品および他社製品を仕入れ、2025年2月末時点で28店舗を運営しています。これにより、幅広い顧客層に商品を提供しています。

もう一つの子会社であるラピーヌ夢ファームは、水耕栽培による野菜の栽培と販売を通じて、障害者福祉サービス事業を行っています。この取り組みは、ラピーヌグループとしての社会福祉への貢献の一環であり、障害者に安定した職場を提供することを目的としています。

経営方針

ラピーヌは、「真実と信頼」を経営理念に掲げ、消費者第一主義を貫き、ファッションを通じて社会の生活文化向上を目指しています。同社は、顧客満足度の向上とファンの増大を目標に、企業価値の向上に努めています。特に、売上高、営業利益、経常利益を重視し、キャッシュ・フローの管理を強化しています。

ラピーヌは「ファッションとデジタルで顧客接点の拡大」をビジョンに掲げ、世界に選ばれる一着を目指しています。具体的には、PRIDE、QUALITY、MINDの3つのコンピタンスを基に事業活動を展開しています。2025年から2026年にかけて、売上高21億50百万円、営業損失2億80百万円を目標としています。

中長期的な経営戦略として、ラピーヌは新型コロナウイルスの影響を受けた売上高の低迷を克服し、安定的な収益構造の確立を目指しています。中期経営ビジョンでは、リアル店舗やWEBを通じて顧客との絆を深め、ブランド価値を高めることを目指しています。

重点施策として、婦人服および服飾雑貨の卸売・小売事業において、新規顧客の開拓や在庫リスクの低減、低コスト生産の実現を進めています。また、福祉事業では野菜の生産性向上や施設利用者の教育訓練に注力しています。これにより、ラピーヌは持続可能な成長を目指しています。