オービス (7827) 株価

時価総額
¥30.7億
PER
8.7倍
梱包用材・建設資材の製造販売を主力とする有力企業。ニュージーランド産松材と国産スギを使用した製材事業、プレハブハウス・鋼構造物の製造販売、太陽光発電事業、ゴルフ場運営を展開。広島県福山市に製造拠点を設置。日本国内で事業展開。

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事業内容

オービスは、木材加工を中核とした多角的事業を展開する企業です。同社の主力事業は、ニュージーランド産松材と国産スギを使用した梱包用材やパレット用材の製造・販売で、広島県福山市の自社工場で製材加工を行っています。この木材事業に加えて、プレハブハウス事業、太陽光発電事業、ゴルフ場運営事業を手がけています。

同社の顧客は主に物流・製造業界で、商品の梱包や運搬に必要な木材製品を供給しています。収益構造は製品販売による売上に加え、仮設建物のリース収入、太陽光発電による売電収入、ゴルフ場運営による施設利用料収入など、多様な収益源を確保している点が特徴です。

事業セグメントは4つに分かれており、木材事業では梱包材からドラム用材、土木建設仮設用材まで幅広い製品を製造しています。ハウス・エコ事業ではプレハブハウスの製造販売から太陽光発電システムの工事請負まで建設関連サービスを提供し、太陽光発電売電事業では自然エネルギーによる発電を行い、ライフクリエイト事業でゴルフ場1箇所を運営しています。

経営方針

オービスは2027年10月期を最終年度とする中期経営計画「NEXT STEP 10」を推進しており、事業の選択と集中を通じた持続的成長を目指しています。同社は不動産事業や不採算部門からの撤退を完了し、収益性の高い事業への経営資源の集中を図りました。修正後の経営目標では、2027年10月期に売上高1,405億円、営業利益1,026億円、経常利益1,001億円を掲げており、堅実な成長路線を描いています。

木材事業においては、新市場開拓と顧客ニーズに応じた新製品の取り扱いを重点戦略として位置付けています。同社は一本一本が異なる材質を持つ原材料の特性に対応するため、製材機械のトラブル防止と復旧時間短縮を目的とした設備投資を積極的に実施し、生産効率の向上を追求しています。既存顧客の潜在需要掘り起こしと柔軟な対応力強化により、市場シェアの拡大を図る方針です。

ハウス・エコ事業では、官公庁向け学校施設関連案件の受注獲得に引き続き注力するとともに、事業領域の大幅な拡大を計画しています。同社は設計課を新設して設計力を強化し、軽量鉄骨から重量鉄骨まで対応可能な製造力を活用して競争優位性を確立しています。また、Hグレード認定を取得した寿鉄工株式会社のグループ入りにより、建物規模や鋼材使用範囲の制約が大幅に緩和され、より大型案件への参入が可能になりました。

人材戦略と財務体質の改善も同社の重要な成長基盤となっています。建設業界の人材不足に対応するため、有望な若手人材の積極採用と社内教育体制の整備を進め、働きやすい職場環境の構築に取り組んでいます。財務面では自己資本と有利子負債のバランス改善が進み、D/Eレシオ0.8倍以内を維持しています。この健全な財務基盤を背景に、2026年10月期より配当性向を25%から30%に引き上げ、株主還元の強化も実現する予定です。

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