マルヨシセンターJP:7515

時価総額
¥36.1億
PER
30.6倍
スーパーマーケット展開、食品製造、物流センター運営、レストラン運営、モーターボート販売・保管業を手がける。

沿革

1961-03日用雑貨販売の㈲トキワフードセンターを設立創業。
1965-07取扱い商品を衣料品に変更。
1970-09㈲トキワフードセンターから会社組織を変更し、㈱マルヨシセンターとする。
1972-02香川県綾歌郡国分寺町(現 高松市国分寺町)に本部社屋および配送センターを設置。
1973-07衣料品から取扱いの幅を広げるため、食品スーパーマーケット㈱サンフラワーを設立。
1976-11㈱四国トラベルサービスを子会社として設立。(2006年12月に清算)
1978-01㈱サンフラワーと共同で、衣料品と食品を併設したモデル店、三条店(香川県高松市)を開店。
1978-05県下全域への事業展開のため、香川県綾歌郡国分寺町(現 高松市国分寺町)に精肉、海産物、惣菜の加工を目的とする生鮮加工場を設置。
1979-07㈱サンフラワーを合併し、食品主体のスーパーマーケットへ転換。
1983-10㈱ぐりーんはうす(レストラン業)の全株式を取得。(1994年11月に営業譲受で外食事業部を設置)
1985-01香川、徳島両県でのスーパーマーケット事業拡大のため、㈱オビカ商事を設立(1991年9月合併)、㈱四国スーパーマーケットを子会社化(1992年3月合併)、また㈱スーパーナルト、㈱南海プラザを合併。
1989-11宇多津カミサリー(惣菜・麺類等の製造加工)を香川県綾歌郡宇多津町に設置。
1993-02卸売業3社との共同出資で㈱レックス(加工食品・雑貨の物流センター)を設立。(現・連結子会社)
1996-09大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
1997-05生鮮加工場を移転増強し、綾上カミサリー(精肉・鮮魚の加工と水関連商品の製造)を香川県綾歌郡綾上町(現 綾川町)に設置。
2002-03当社物流部を㈱レックスに統合。
2002-12宇多津・綾上両カミサリーでISO9001:2000を取得。
2005-09食品加工製造部門(宇多津カミサリー・綾上カミサリー)を分社化し、㈱フレッシュデポを子会社として設立。(現・連結子会社)
2012-10㈱レックスの株式を追加取得し、持分法適用関連会社から連結子会社とする。
2013-07東京証券取引所と大阪証券取引所との現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
2019-11㈱イズミ(現・その他の関係会社)との間で資本業務提携契約を締結。
2020-01本店所在地を本部(香川県高松市国分寺町)に移転。
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行

事業内容

マルヨシセンターとそのグループ企業は、小売事業、小売周辺事業、およびその他の事業を展開しています。具体的には、マルヨシセンター自身がスーパーマーケットを運営しており、その子会社である株式会社フレッシュデポが食品製造業を営み、マルヨシセンターに商品を供給しています。また、別の子会社である株式会社レックスは物流センターの運営を行っています。さらに、その他の関係会社である株式会社イズミは、マルヨシセンターと資本業務提携契約を結んでおり、小売事業及び小売周辺事業を手掛けています。

その他の事業として、マルヨシセンターはレストランの運営も行っており、関連会社である株式会社高松マリーナーはモーターボートの販売および保管業を営んでいます。これらの事業展開を通じて、マルヨシセンターグループは食品から物流、レジャーに至るまで幅広い分野で事業を展開しており、地域社会の様々なニーズに応えています。

経営方針

マルヨシセンターは、「健康とおいしさ」を経営理念に掲げ、小売事業を中心に、食品製造、物流、レストラン運営、モーターボートの販売および保管業など多岐にわたる事業を展開しています。同社グループは、提案型スーパーマーケットの展開を進めるとともに、新しい業態のスーパーマーケット開発にも取り組んでおり、健康市場に加えて美容市場の取り込みを目指しています。

成長戦略として、マルヨシセンターは「マネジメントイノベーション」「戦略イノベーション」「マーチャンダイジングイノベーション」「業務イノベーション」の4つのイノベーションを策定し、実行に移しています。これらのイノベーションを通じて、お客様の満足度を最大化し、経営効率の改善を図ることを目指しています。特に、自社ブランド商品の開発や差別化商品の促進、超鮮度の取り組み、低糖質・グルテンフリー商品の開発など、健康とおいしさにこだわった商品提供に力を入れています。

また、マルヨシセンターは、地域に密着した店作りと、時代にマッチした業態の構築を目指し、新たな美容マーケットの開拓にも注力しています。経営基盤の強化として、店舗での部門別縦割り運営の解消や加工センターの活用強化による生産性の改善にも取り組んでいます。

厳しい経営環境の中、マルヨシセンターは、消費者の食の安全や健康に対する関心に応え、価値ある商品の開発と提供を続けることで、より強固な経営基盤の構築を目指しています。