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高速JP:7504
事業内容
高速は、食品軽包装資材および工業包装資材の製造と販売を主な事業としています。この事業は「包装資材等製造販売事業」として展開されており、関連会社とともに多様な製品を提供しています。
高速シーパック株式会社は、高速の100%子会社で、印刷紙器、シール、ラベルの製造販売を行っています。菓子箱やチラシの企画、デザインも手がけています。
株式会社清和も高速の完全子会社で、茶関連包装資材の製造販売を行っています。具体的には、茶袋や包装紙、紙器の製造と販売を手がけています。
日本コンテック株式会社は、物流資材や機材の販売を行う高速の子会社です。コンテナーやパレット、かご車、鉄製魚函などを取り扱っています。
プラス包装システム株式会社は、合成樹脂製品の製造販売を行っています。ポリ袋などの製造と販売を手がける高速の子会社です。
常磐パッケージ株式会社は、段ボールや緩衝材の製造販売を行っています。高速の子会社として、段ボール製品の製造と販売を手がけています。
経営方針
高速は、2018年からスタートした中長期計画に基づき、包装を通じて社会に貢献する「グッドカンパニー」を目指しています。この計画では、全国展開を推進し、営業所開設やM&Aを活用して新規市場の開拓を進めています。
同社は、顧客満足度の向上を重視し、信頼されるサービスの提供を通じて、顧客との関係を強化しています。また、取引先との共同開発を進め、取引したい企業No.1を目指しています。株主に対しては、企業価値の向上と連続増配を継続する方針です。
地域社会に対しては、ESG経営を推進し、地域に愛される企業を目指しています。従業員に対しては、働きがいのある企業作りを通じて、従業員満足度の向上を図っています。
中期経営計画の第2フェーズでは、売上高1,000億円、経常利益40億円を目指し、既存ビジネスの成長を確実に進めています。さらに、+αの取り組みで売上・利益のさらなる積み上げを図っています。
同社は、人口減少が進む日本においても、食品軽包装資材の需要拡大を背景に成長を続けています。新規開拓と既存顧客への販売拡大を積極的に進め、持続的な成長を目指しています。
重要課題として、本部・営業支援部門の強化やDXによる業務改善、人材育成、新ビジネス開発、新規顧客開拓、高速グループのシナジー効果の発揮に取り組んでいます。これにより、売上・利益の拡大を実現する方針です。