ノジマJP:7419

時価総額
¥3579億
PER
8.4倍
デジタル家電専門店運営、キャリアショップ運営、インターネット、海外、金融、プロダクト事業を展開し、テレビやパソコン、携帯電話、ブロードバンド接続サービス、金融商品取引、VAIOパソコンの企画・販売を手がける。

事業内容

ノジマは、複数の事業セグメントを持つ多角的な企業です。主な事業セグメントには、「デジタル家電専門店運営事業」、「キャリアショップ運営事業」、「インターネット事業」、「海外事業」、「金融事業」、「プロダクト事業」があります。

デジタル家電専門店運営事業では、薄型テレビや家庭用電化製品、パソコン、家庭用ゲーム機器などの販売を行っています。また、これらに関連する配送、工事、修理サービスも提供しています。

キャリアショップ運営事業では、携帯電話を中心とした通信関連機器の販売と、これに付随するサービスを提供しています。ノジマは、通信機器の卸売や販売も手がけています。

インターネット事業では、ブロードバンド接続サービスやセキュリティサービス、インターネットを利用した情報サービスを提供しています。ニフティ株式会社などがこの分野で活躍しています。

海外事業では、デジタルAV機器やIT製品、家庭用電化製品、家具の販売を行っています。Nojima APAC Limitedがこの事業を担っています。

金融事業では、店頭外国為替取引や株価指数証拠金取引などの金融商品取引サービスを提供しています。株式会社マネースクエアHDがこの分野で活動しています。

プロダクト事業では、パソコンの企画、設計、開発、製造、販売を行っています。VAIO株式会社がこの事業を担当しています。

ノジマは、これらの多様な事業を通じて、幅広い商品とサービスを提供し、顧客の多様なニーズに応えています。

経営方針

ノジマは、全員が経営者としての視点を持ち、社会貢献を重視した経営方針を掲げています。オープンで公正、独創的で革新的な姿勢を持ち、人間愛と向上心を大切にしています。この理念のもと、ノジマはデジタル商品やサービスを通じて社会に貢献することを目指しています。

ノジマの成長戦略は、各事業のシナジーを活かし、顧客に寄り添った「コンサルティングセールス」を推進することです。特にデジタル商品と関連サービスを迅速かつ親切に提供する「デジタル一番星」戦略を掲げ、顧客のニーズに応えることを重視しています。

ノジマは、安定した収益力と効率的な資本運用を目指し、ROE15%以上、自己資本比率30%以上を経営目標としています。2023年度には、ROE17.2%、自己資本比率32.4%を達成しました。これにより、持続的な成長と株主への利益還元を実現しています。

ノジマは、店舗運営、人材育成、店舗展開の3つを重点領域としています。店舗運営では、顧客の立場に立った商品提供とDXの活用を進めています。人材育成では、専門知識を持つコンサルタントの育成に力を入れています。

店舗展開においては、東京都・神奈川県を中心にドミナント展開を進め、小型店舗の出店や既存店舗の最適化を図っています。また、海外事業では現地の状況に応じた店舗網の充実を目指しています。これにより、顧客に喜ばれる環境を構築しています。