南陽JP:7417

時価総額
¥187.2億
PER
8.6倍
建設機械の販売とレンタル、産業機器の製造・販売、砕石の製造・販売を手がける企業。

事業内容

南陽は、主に建設機械および産業機器の販売と建設機械のレンタルを中心に事業を展開しています。南陽グループは、南陽を中心に10社の子会社と1社の関連会社で構成されています。これらの企業は、各自の専門分野で事業を展開し、南陽のビジネスを支えています。

建設機械事業では、南陽が建設機械や産業用車両の販売を行い、株式会社南陽レンテックがこれらの機械を購入して国内でレンタルを提供しています。また、株式会社南陽重車輌は南陽と協力して中古の産業用車両の仕入れと販売を行っています。

産業機器事業では、南陽が産業機器の販売を行い、共栄通信工業株式会社が同様に産業機器を販売しています。さらに、株式会社戸髙製作所、株式会社エイ・エス・エイ・ピイ、株式会社AQUAPASS、株式会社浜村は産業機器の製造と販売を手がけています。国外では、南央国際貿易(上海)有限公司やNANYO ENGINEERING (MALAYSIA) SDN.BHD.などが産業機器の仕入れ、販売、仲介を行っています。

砕石事業では、株式会社共立砕石所が南陽から建設機械を購入し、砕石の製造と販売を行っています。このように、南陽は多様な事業セグメントを持ち、それぞれの分野で専門性を発揮しています。

経営方針

南陽は、経営の安定性と成長性を実現するため、いくつかの成長戦略を掲げています。まず、建設機械事業においては、子会社を含めた事業全体のシナジー効果を追求し、収益力の拡大を図ることを目指しています。また、ニッチ分野の深耕や高付加価値商品の拡大、新商品・新市場の開拓を通じて事業領域の拡大を進めています。

産業機器事業では、AI分野への取り組みを強化し、次の成長に向けた機会を獲得することを目指しています。自動化や省力化ニーズに対応するため、ロボット分野の強化も進めています。さらに、循環型社会への転換に合わせた商品の拡充や協業メーカーの拡充、新たな製品への積極的な開発投資を行っています。

企業価値の向上に向けて、南陽は人的効率と資産効率の向上を図り、収益力の向上と財務体質の強化を目指しています。これにより、株主への還元を継続し、最適資本構成の実現に向けた資本政策を実施しています。これらの施策を通じて、南陽は持続可能な成長を追求しています。