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南陽JP:7417
沿革
1953年8月 |
西日本ベアリング株式会社(資本金3百万円)を福岡市薬院大通2丁目54番地に設立 |
1954年3月 |
商号を南陽機材株式会社に変更 |
1959年9月 |
東京都港区に東京支店を設置(1960年に東京都中央区に移転) |
1961年4月 |
福岡県戸畑市に北九州営業所(1990年に支店昇格)を設置(1990年に北九州市八幡西区に移転) |
1966年10月 |
神戸市兵庫区に神戸営業所(2015年に支店昇格:関西支店)を設置(2002年に兵庫県西宮市に移転) |
1973年10月 |
鹿児島県鹿児島市に鹿児島営業所(1982年に支店昇格)を設置 |
1974年8月 |
福岡県宮若市に株式会社共立砕石所を設立(現・連結子会社) |
1976年5月 |
長崎県諫早市に長崎営業所(1990年に支店昇格)を設置 |
1979年9月 |
大分県大分市に大分営業所(1982年に支店昇格)を設置 |
1979年12月 |
本社を福岡市博多区博多駅南5丁目25番7号に移転 |
1989年9月 |
福岡市博多区の福岡建設機械株式会社(現・株式会社南陽レンテック)を買収(現・連結子会社) |
1990年10月 |
長野県松本市に信州営業所(2001年に支店昇格)を設置 |
1992年1月 |
商号を株式会社南陽に変更 |
1994年4月 |
熊本市東区に南九州営業所(2001年に支店昇格)を設置 |
1994年11月 |
福岡証券取引所に株式上場 |
1995年4月 |
埼玉県熊谷市に熊谷営業所(2001年に支店昇格:北関東支店)を設置 |
1997年5月 |
熊本市南区に株式会社南陽ディーゼルトウゲ(現・株式会社南陽重車輌)を設立(現・連結子会社) |
2003年4月 |
福岡県遠賀郡遠賀町の浜村ユアツ有限会社(現・株式会社浜村)を買収(現・連結子会社) |
2003年4月 |
沖縄県那覇市に沖縄駐在所(2019年に支店昇格)を設置 |
2003年9月 |
中国上海市に南央国際貿易(上海)有限公司を設立(現・連結子会社) |
2011年10月 |
本社を福岡市博多区博多駅前3丁目19番8号に移転 |
2013年4月 |
東京都渋谷区の共栄通信工業株式会社を買収(現・連結子会社) |
2017年3月 |
大分県大分市の株式会社戸髙製作所を買収(現・連結子会社) |
2017年12月 |
東京証券取引所市場第二部に株式上場 |
2018年12月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行 |
2022年7月 |
さいたま市西区の株式会社エイ・エス・エイ・ピイを買収(現・連結子会社) |
事業内容
南陽グループは、南陽を中心に子会社9社、関連会社1社から構成される企業集団で、主に建設機械及び産業機器の販売、建設機械のレンタルを行っています。このグループは、3つの主要な事業セグメントに分かれております。
まず、建設機械事業では、南陽が建設機械や産業用車両の販売、レンタルを手掛けています。また、南陽レンテックは南陽から建設機械を購入し、国内でのレンタルを行っており、南陽重車輌は中古の産業用車両の仕入れと販売を担当しています。
次に、産業機器事業では、南陽が産業機器の販売を行う一方で、共栄通信工業、戸髙製作所、エイ・エス・エイ・ピイ、浜村は産業機器の製造と販売を、南央国際貿易(上海)、NANYO ENGINEERING(MALAYSIA)、建南和股份有限公司は海外での産業機器の仕入れ、販売及び販売の仲介を行っています。
最後に、砕石事業では、共立砕石所が南陽から建設機械を購入し、砕石の製造と販売を手掛けています。
これらの事業を通じて、南陽グループは建設機械と産業機器の分野で幅広いサービスを提供しており、国内外で事業を展開しています。
経営方針
南陽グループは、建設機械、産業機器の販売及びレンタルを主軸に事業を展開している企業集団です。同社は、経済環境の変化や社会のニーズに応じて、事業の多角化と拡大を図ってきました。その経営方針の根底には、「社会への貢献」と「働き甲斐のある職場作り」があります。これらを実現するため、同社は経営指標として総資産経常利益率(ROA)6%以上、自己資本当期純利益率(ROE)8%以上の維持を目指しています。
中長期的な経営戦略として、南陽グループは経済の回復や循環型社会への転換、自動化・省力化への取り組みを見据え、建設機械事業の基盤固め、産業機器事業の拡大、企業価値の向上に注力しています。具体的には、建設機械事業ではシナジー効果の追求、ニッチ分野の深耕、新商品・新市場の開拓、販売・レンタル体制の強化、人材育成に努めています。産業機器事業では、AI分野の取り組み強化、ロボット分野の強化、循環型社会への対応、協業メーカーの拡充と新製品開発への投資を進めています。
これらの施策は、不透明な経済環境の中でも安定性と成長性を実現するためのものであり、人的効率と資産効率の向上、収益力の向上、財務体質の強化、株主への継続的な還元、最適資本構成の実現を目指しています。南陽グループは、これらの戦略を通じて、持続可能な成長と社会への貢献を目指しています。