ポピンズ (7358) 株価

時価総額
¥143.9億
PER
11.5倍
ナニー・ベビーシッターサービスの日本最大手。「働く女性を支援」をミッションに掲げ、24時間365日対応の在宅保育サービス、認可・認証保育所運営、介護・家事支援を展開。2018年にマザーズ上場。国内325施設、ハワイにも進出。

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事業内容

ポピンズは、「働く女性を最高水準のエデュケアと介護サービスで支援する」というミッションのもと、保育・育児・介護・家事支援を総合的に手がける企業です。同社は日本で初めてナニー(教育ベビーシッター)の育成・派遣事業を開始し、現在では在宅ケアから保育施設運営まで幅広いサービスを展開しています。エデュケーション(教育)とケア(保育)を組み合わせた独自の「エデュケア」理念に基づき、0歳児から高齢者まで切れ目のないライフステージ支援を提供しています。

同社の主要顧客は、共働き家庭、企業・大学・病院などの法人、自治体です。収益構造は、時間単位のサービス利用料、施設運営における国・自治体からの給付費・補助金、企業からの委託料で構成されています。こども家庭庁のベビーシッター割引券や東京都の利用支援事業など、国や自治体の助成制度の対象事業者として認定されており、これらの制度が事業拡大を後押ししています。

事業セグメントは4つに分かれており、「ファミリーケア事業」では在宅でのナニー・ベビーシッター、高齢者介護、家事支援を提供し、「エデュケア事業」では認可保育所から学童保育、インターナショナルスクールまで325施設を運営しています。「プロフェッショナル事業」では培ったノウハウを活用し自治体向け研修やハーバード大学等との共同研究を実施し、「その他サービス事業」では人材派遣・不妊予防・ペットケアなど新領域のサービスを展開しています。

経営方針

ポピンズは2030年度に営業利益30億円以上という野心的な成長目標を掲げており、年平均11.5%以上の利益成長を目指しています。同社の成長戦略は、社会課題の解決を通じた事業拡大を軸としており、少子化対策と女性活躍推進という国の重要施策との連動により持続的な成長を実現する計画です。資本効率の向上にも注力し、ROIC12%とROE15%の達成により、規模拡大と収益性向上の両立を図っています。

差別化戦略の中核は、35年以上培ったエデュケアノウハウと品質管理システムにあります。同社はハーバード大学、スタンフォード大学、英ノーランドカレッジなど世界最先端の教育機関との共同研究により、科学的根拠に基づく保育理論を構築しています。1999年にサービス業界初となるISO9001認証を取得し、顧客満足度98.2%という高い評価を獲得しています。また、国認定のベビーシッター研修を独自に提供できる唯一の株式会社として、業界全体の質向上をリードする立場を確立しています。

事業拡大では、ベビーシッター需要の急増に対応するため第3の採用拠点開設を核とした供給体制強化を進めています。高齢化社会の進展により需要拡大が見込まれる介護事業では、営業管理体制の高度化とケアスタッフの待遇改善を通じてサービス供給力を強化します。新規事業として2022年に開始したペットケアサービスでは、家族の一員としてのペット支援により、より包括的な家庭支援プラットフォームの構築を目指しています。

技術革新への取り組みでは、顧客と人材の情報を統合管理するCRM基盤の構築を加速させています。この新プラットフォームにより、グループ横断的な最適サービス提案と多様なキャリアパス提示が可能となり、「人のぬくもり」と「最先端テクノロジー」の融合を実現します。AI活用を含むDX戦略の推進により、サービス品質向上と業務効率化を同時に達成し、持続的競争優位の確立を図っています。

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