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ウイルテックJP:7087
沿革
1992-04 | 株式会社アイピーエヌを大阪府門真市に設立。製造請負事業を開始 |
2003-04 | 株式会社アイピーエヌが株式会社ジャパンクリエイト関西に商号を変更 |
2003-08 | 株式会社ジャパンクリエイト関西が一般労働者派遣事業・有料職業紹介事業の許可を取得し、労働者派遣事業を開始 |
2004-03 | 外国人技能実習生の受入を目的として、大阪市淀川区に電子・機械部品製造事業協同組合を設立(現持分法適用関連会社) |
2004-05 | 株式会社ジャパンクリエイト関西が株式会社ウイルテックに商号を変更 |
2004-10 | 関東地方での事業拡大を目的として、株式会社ウイルテックが株式会社エフオーエスの全株式を取得し、子会社化 |
2005-01 | 技術者派遣事業への進出を目的として、株式会社ウイルテックが株式会社ワット・コンサルティングの全株式を取得し、子会社化(現連結子会社)。技術者派遣事業を開始 |
2005-03 | 株式会社ワット・コンサルティングが大阪市淀川区に本社を移転 |
2005-06 | 会社としての環境配慮姿勢を鮮明にすることを目的として、株式会社ウイルテックがISO14001認証を取得 |
2005-07 | 株式会社ジェイシーアイが株式会社ウイルハーツに商号を変更 |
2006-03 | 事業整理を目的として、威璐特上海商務諮詢有限公司を株式会社ボスコインターナショナルに売却 |
2007-06 | 事業整理を目的として、株式会社ウイルテックが株式会社ウイルを会社分割により大阪市北区に設立 |
2007-08 | 経営管理効率の向上を目的として、株式会社ウイルテックが株式会社エフオーエスを吸収合併 |
2008-05 | 第一次産業への進出を目的として、株式会社ウイルテックが株式会社宮崎ウイルファームを設立。畜産業を開始 |
2009-04 | 株式会社ワット・コンサルティングが東京都中央区に本社を移転 |
2009-07 | 事業整理を目的として、株式会社ウイルを解散 |
2009-11 | 株式会社ウイルテックが大阪市淀川区に本社を移転 |
2011-04 | 株式会社ウイルテックにて修理サービス事業を開始 |
2012-04 | 技術者の育成を目的として、株式会社ワット・コンサルティングが東京都中央区に東京研修センターを開設 |
2013-04 | 電子・機械部品製造事業協同組合が大阪府門真市に主たる事業所を移転 |
2013-10 | 受託製造事業への進出を目的として、株式会社ウイルテックがパナソニックデバイス販売テクノ株式会社(現デバイス販売テクノ株式会社)の全株式を取得し、子会社化(現連結子会社)。受託製造事業及び電子部品卸売事業を開始 |
2014-05 | パナソニックデバイス販売テクノ株式会社がデバイス販売テクノ株式会社に商号を変更 |
2014-10 | 株式会社ウイルテックがハノイオフィスをベトナム・ハノイ市に開設 |
2015-12 | 経営効率の向上を目的として、株式会社ウイルテックが株式会社ワット・コンサルティングの機電系技術者派遣事業を事業譲受 |
2016-06 | 株式会社ウイルテックが製造事業における品質の向上を目的として、ISO9001認証を取得 |
2018-02 | 株式会社ウイルテックが株式会社ワット・コンサルティングの機電系技術者派遣事業を事業譲受 |
2018-04 | 株式会社ウイルテックが製造事業における品質の向上を目的として、ISO9001認証を取得 |
2018-06 | ミャンマーにおける海外事業の強化を目的として、株式会社ウイルテックがWILLTEC MYANMAR Co., Ltd.を設立(現連結子会社) |
2019-03 | 技術者の育成を目的として、株式会社ワット・コンサルティングが福岡市博多区に福岡研修センターを開設 |
2019-07 | 人材の育成を目的として、株式会社ウイルテックが大阪市北区に大阪キャリア開発センターを開設 |
2020-03 | 東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2020-06 | 株式会社サザンプランをグループ会社化(連結子会社) |
2020-10 | 技術者の育成を目的として、株式会社ワット・コンサルティングが大阪市西区に大阪研修センターを開設 |
2020-12 | 株式会社パートナーをグループ会社化(連結子会社) |
2021-03 | 株式会社宮崎ウイルファームを清算 |
2021-07 | 企業と海外エンジニアをつなぐマッチングサイト「RISE for」の運用を開始 |
2021-12 | 人材育成を目的として、株式会社ウイルテックが大阪市住之江区に住之江トレーニングセンターを開設 |
2022-03 | 株式会社ウイルテックの株式が貸借銘柄に選定される |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 |
2022-10 | 新しいソリューション提案の発信拠点として、株式会社ウイルテックが大阪府吹田市にプロジェクトデザインセンターを開設 |
2023-12 | 株式会社ホタルクスをグループ会社化(連結子会社) |
事業内容
ウイルテック株式会社は、多岐にわたる事業セグメントを展開している企業です。主要な事業セグメントには、「マニュファクチャリングサポート事業」「コンストラクションサポート事業」「ITサポート事業」「EMS事業」があります。
マニュファクチャリングサポート事業では、製造請負・製造派遣事業、機電系技術者派遣事業、修理サービス事業を手がけています。これらのサービスは、電子部品や民生用電気製品、産業用機械製品の製造や修理に関連するもので、幅広い業種のニーズに応えています。
コンストラクションサポート事業は、建設系技術者の派遣や請負・受託事業を展開しており、主にホテルや商業施設のリニューアル工事に関わる電気設備工事などを手掛けています。
ITサポート事業では、システム開発から保守までの一貫したサポートを提供しており、多様なプラットフォームやプログラミング言語に対応した人材を派遣しています。
EMS事業は、受託製造事業と電子部品卸売事業から成り立っており、電子機器の受託生産や電子部品の卸売を行っています。
その他の事業として、障がい者支援事業、海外事業、中古OA機器の購入・修理・販売サービス事業なども展開しています。障がい者支援事業では、印刷事業やWeb制作事業を通じて雇用促進を図っており、海外事業では、ベトナムやミャンマーで人材コンサルティングや教育コンサルティングを提供しています。中古OA機器の事業では、ビジネスホンやハンディターミナルなどの再生技術を駆使したEコマース事業を行っています。
ウイルテックは、これらの事業を通じて、多様なニーズに応えるサービスを提供し、幅広い分野での事業展開を図っています。
経営方針
ウイルテック株式会社は、2022年3月期から2025年3月期までの中期経営計画を策定し、事業規模の拡大、新技術の取り込み、収益性の高付加価値化、財務戦略による成長支援を基本方針としています。同社は、営業拠点の効率的な拡大、スマート製造の推進、サービス事業の拡大、高度人材教育の拡充、ASEAN地域での人材データベース拡充、M&Aの活用と推進を成長戦略の柱として掲げています。
具体的には、既存拠点の機能をコンパクト化しつつ拠点統合を進め、グループ拠点を相互活用しながら未進出エリアや戦略的エリアへの拡大を目指します。また、賃借型工場やロボット導入による自動化提案を通じて、市場や顧客ニーズに臨機応変に対応できる製造体制を推進します。さらに、修理サービス事業で培ったノウハウを活かし、エネルギー周辺事業やリサイクル関連事業への進出を図ります。
高度人材教育では、企業OBによる実践的な教育を強化し、教育ノウハウをコンテンツ化して一般企業への教育受託サービスを展開します。ASEAN地域では、現地の有力大学や教育機関と提携し、日本語及び日本文化教育を展開することで、日本での就職を希望する海外人材と日本企業を繋ぐサイト運営を推進します。
M&Aを活用し、同社グループが保有する技術・ノウハウを活かせる新領域への進出を図り、事業ポートフォリオの整備と事業価値の向上を目指します。これらの戦略を通じて、ウイルテックは2025年3月末までに売上高600億円、EBITDA40億円を目標としています。