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日本シイエムケイJP:6958
沿革
1961年2月 |
中央銘板工業株式会社設立、主にネームプレートを製造販売。 |
1963年3月 |
プリント配線板の生産一部開始。 |
1967年2月 |
SEセンター(旧本社工場・埼玉県入間郡三芳町)を開設。 |
1970年4月 |
プリント配線板専業メーカーとなる。 |
1974年2月 |
Gステイション工場(旧群馬工場・群馬県伊勢崎市)完成。 |
1980年8月 |
シイエムケイメカニクス株式会社(旧中銘エンジニアリング株式会社)、株式会社中銘を設立。 |
同 11月 |
シンガポールにCMK SINGAPORE(PTE.)LTD.(現・CMK ASIA(PTE.)LTD.)を設立。(現・連結子会社) |
1981年6月 |
技術センター工場完成。 |
1982年10月 |
中銘ドリリング株式会社を設立。 |
1984年1月 |
日本シイエムケイ株式会社に商号変更し、本社を東京都杉並区より埼玉県入間郡三芳町へ移転。 |
1985年5月 |
平電子株式会社に出資。 |
同 7月 |
東京証券取引所市場第二部に上場。 |
1986年12月 |
KIBANセンター工場完成。 |
1987年2月 |
ベルギーにCMK EUROPE N.V.を設立。(現・連結子会社) |
1988年9月 |
ジェイティシイエムケイ株式会社に出資。(2011年7月清算) |
1989年1月 |
平電子株式会社をシイエムケイ秩父株式会社に商号変更。 |
同 |
株式会社中銘をシイエムケイハイテックス株式会社に商号変更。 |
同 |
中銘ドリリング株式会社をシイエムケイドリリング株式会社に商号変更。 |
1989年9月 |
東京証券取引所市場第一部に指定替え。 |
同 11月 |
マレーシアにCMKS(MALAYSIA)SDN.BHD.を設立。 |
1990年1月 |
シイエムケイ蒲原電子株式会社(旧蒲原電子株式会社)に出資。 |
同 2月 |
新潟工場(旧新潟サテライト工場・新潟県北蒲原郡聖籠町)完成。 |
1991年2月 |
ワコーエレクトロニクス株式会社に出資。(2011年3月清算) |
1993年4月 |
株式会社石塚製作所(2001年10月に日本エスアイシイ株式会社に商号変更、神奈川県相模原市)に出資。 |
1994年4月 |
日本シイエムケイマルチ株式会社、株式会社シイエムケイ回路設計センターを設立。 |
同 8月 |
インドネシアにP.T.CMKS INDONESIAを設立。(2022年1月清算) |
同 12月 |
日本シイエムケイ栃木株式会社に出資。 |
1995年10月 |
本社を埼玉県入間郡三芳町より東京都新宿区へ移転。 |
1996年4月 |
日本シイエムケイ栃木株式会社を商号変更及び組織変更し、シイエムケイファイナンス株式会社(東京都新宿区)を設立。 |
同 7月 |
エスイープロダクツ株式会社を設立。 |
1998年4月 |
シイエムケイ秩父株式会社を商号変更及び組織変更し、日本シイエムケイニイガタ株式会社を設立。 |
同 9月 |
株式会社山梨三光に出資。 |
2000年10月 |
中国の旗利得電子(東莞)有限公司に出資。(現・連結子会社) |
2001年2月 |
香港に新昇電子(香港)有限公司を設立。(現・連結子会社) |
同 5月 |
中国に希門凱電子(無錫)有限公司を設立。(現・連結子会社) |
2002年4月 |
執行役員制度を導入。 |
同 10月 |
シイエムケイパッケージテック株式会社を設立。 |
2003年1月 |
中国にCMK Global Brands Manufacture,Ltd.を設立。 |
2004年4月 |
シイエムケイドリリング株式会社を日本シイエムケイマルチ株式会社に吸収合併。 |
同 6月 |
シイエムケイハイテックス株式会社を吸収合併。 |
2006年4月 |
タイにCMK CORPORATION(THAILAND)CO.,LTD.を設立。(現・連結子会社) |
2007年7月 |
日本エスアイシイ株式会社、エスイープロダクツ株式会社及び株式会社シイエムケイ回路設計センターを合併し、シイエムケイ・プロダクツ株式会社(神奈川県相模原市、現・連結子会社)に商号変更。 |
同 8月 |
アメリカにCMK AMERICA CORPORATIONを設立。(現・連結子会社) |
同 9月 |
合弁解消により、CMK SINGAPORE(PTE.)LTD.、CMKS(MALAYSIA)SDN.BHD.及びCMK EUROPE N.V.を完全子会社化。 |
2008年4月 |
CMK SINGAPORE(PTE.)LTD.をCMK ASIA(PTE.)LTD.に商号変更。 |
同 7月 |
シイエムケイパッケージテック株式会社を吸収合併。 |
2011年10月 |
日本シイエムケイニイガタ株式会社を日本シイエムケイマルチ株式会社に吸収合併。 |
2012年9月 |
中国に新昇電子貿易(深圳)有限公司を設立。(現・連結子会社) |
2014年10月 2015年3月 |
日本シイエムケイマルチ株式会社、シイエムケイ蒲原電子株式会社、株式会社山梨三光、シイエムケイメカニクス株式会社を吸収合併。 CMKS(MALAYSIA)SDN.BHD.の全株式を売却。 |
2020年4月 |
シイエムケイファイナンス株式会社を吸収合併。 |
同 6月 |
マレーシアにCMKM SDN.BHD.を設立。(現・連結子会社) |
2022年4月 2022年7月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 川越オフィス(埼玉県川越市)を開設。 |
事業内容
日本シイエムケイ株式会社(以下、同社)とそのグループ企業は、プリント配線板の製造販売を主軸に事業を展開しています。同社グループは、日本シイエムケイ株式会社を含む11社で構成され、その中で10社がプリント配線板の製造販売業に、1社がその他の事業を手掛けています。
同社の事業展開は、地域別に分けられ、日本ではシイエムケイ・プロダクツ株式会社を含む複数の企業がプリント配線板の製造販売を行っています。中国では、新昇電子(香港)有限公司や希門凱電子(無錫)有限公司など、複数の企業が同様の事業を展開。東南アジアでは、CMK ASIA(PTE.)LTD.やCMK CORPORATION(THAILAND)CO.,LTD.などがプリント配線板の製造販売及び販売支援を提供しています。欧米では、CMK EUROPE N.V.やCMK AMERICA CORPORATIONがプリント配線板の販売業務を担当しています。
これらの事業展開を通じて、同社グループはグローバルな視点でプリント配線板の製造販売を行い、各地域のニーズに応える体制を整えています。事業の系統図からも、同社グループの広範な事業展開と、それぞれの地域での事業の位置付けが明確にされています。
経営方針
日本シイエムケイ株式会社(以下、同社)は、プリント配線板の製造販売を軸に、グローバルに事業を展開しています。同社は、社是「発展と永続」のもと、新たな社会・価値観に適応した世界最高レベルの安全安心なプリント配線板を供給し続けることで、安全で快適な社会の実現を目指しています。このビジョンの実現に向け、同社は中長期的な成長戦略を策定し、推進しています。
2023年3月期から始まった第1次中期経営計画では、「収益基盤の確立と次なる成長への仕込み」を目標に掲げています。この計画の下、国内生産拠点の再編や自動化投資による生産性向上、品質改善を進めています。また、競争優位性のあるパワートレイン・走行安全系分野への注力や、5G関連市場への参入を通じて、事業領域の拡大を図っています。
さらに、第2次中期経営計画(2026年3月期~2027年3月期)では、「CASE需要と新規事業領域の取込みによる成長加速」を目指しています。この計画の一環として、タイ工場の敷地内に新工場を建設し、生産能力の拡大を図っています。これにより、CASE(コネクティッド化、自動運転化、電動化、共有化)の構造的な変化に伴う電装化進展の需要を捉え、成長サイクルの確立を目指しています。
また、サステナビリティ基本方針に基づき、持続可能な社会に向けた取り組みも積極的に推進しています。2022年7月には「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)」に賛同し、気候変動緩和に向けた取り組みを強化しています。
これらの戦略を通じて、同社はステークホルダーからの期待に応え、社員の幸せ・成長を実現し、持続可能な成長を目指しています。